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第36回ヤマノ・ビッグバンド・ジャズ・コンテスト(アーカイブ)

開催概要

■開催日 2005年8月20日(土)、8月21日(日)
■会場 府中の森芸術劇場 どりーむホール(東京都府中市浅間町1-2)
■主催 株式会社山野楽器
■共催 財団法人府中文化振興財団
■後援 府中市、スイングジャーナル、76.1InterFM、日刊スポーツ新聞社
■協賛 ヤマハ株式会社、ウイダーinゼリー、日本マクドナルド株式会社
■特別協力 日本楽器フェア協会、東京JAZZ 2005、京王グループ、株式会社毎日コムネット
■出場 全国学生ビッグバンドオーケストラ(40バンド)
■審査員長 瀬川昌久(ジャズ評論家) ※敬称略
■審査員 内堀勝(作・編曲家)、納浩一(ジャズベーシスト)、角田健一(トロンボーンプレイヤー/作・編曲家)、本田雅人(サックスプレイヤー)、前田憲男(作・編曲家)、三木敏悟(作・編曲家)、三森隆文(スイングジャーナル編集長)、守屋純子(ジャズピアニスト/作・編曲家) ※五十音順、敬称略
■総合司会 国府弘子(ピアニスト/作・編曲家) ※敬称略

表彰

第1位 最優秀賞 国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ
第2位 優秀賞 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
第3位 優秀賞 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ
第4位 スイングジャーナル賞 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ
第5位 76.1InterFM賞 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
第6位 特別賞 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
第7位 敢闘賞 日本大学 リズム・ソサエティ・オーケストラ
第8位 審査員賞 青山学院大学 ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
第9位 審査員賞 国際基督教大学 モダン・ミュージック・ソサエティ
第10位 奨励賞 京都大学 ダーク・ブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ

最優秀ソリスト賞 崎田治孝さん(Dr)
 甲南大学 ニューポート・スウィング・オーケストラ
優秀ソリスト賞 若井優也さん(Pf) 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
優秀ソリスト賞 近藤淳也さん(SS) 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
ベストランクアップ賞 学習院大学 スカイ・サウンズ・ジャズ・オーケストラ ※前年の順位に対して最も成績を伸ばしたバンド

出場バンド(出演順)

8月20日(土)
1. 立教大学 ニュー・スウィンギン・ハード
2. 東京国際大学 メロウ・ドルフィン・ジャズ・オーケストラ
3. 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
4. 芝浦工業大学 カレッジ・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ
5. 上智大学 ニュー・スウィング・ジャズ・オーケストラ
6. 日本医科大学 ミッドナイト・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
7. 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ
ゲスト:守屋純子オーケストラ
8. 学習院大学 スカイ・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
9. 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ
10. 愛知大学 ブルー・スターズ・ジャズ・オーケストラ
11. 立命館大学 R.U.スウィンギン・ハード・ジャズ・アンサンブル
12. 獨協大学 スウィンギン・キャッツ・ジャズ・オーケストラ
13. 中央大学 スウィング・クリスタル・オーケストラ
14. 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
15. 神奈川大学 カレッヂ・サウンズ・オーケストラ
16. 大阪大学 ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ
17. 神戸大学 KOBE マソック・ ジャズ・オーケストラ
18. 関西学院大学 K.G.スウィング・チャリオティアーズ
19. 青山学院大学 ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
20. 日本大学 ホワイト・リズム・エコーズ・オーケストラ
21. 日本大学 リズム・ソサエティ・オーケストラ
22. 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
23. 京都大学 ダークブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ

8月21日(日)
1. 国際基督教大学 モダン・ミュージック・ソサエティ
2. 横浜市立大学 セカンド・ウインド・ジャズ・オーケストラ
3. 和光大学 グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ
4. 東海大学 スウィング・ビーツ・ジャズ・オーケストラ
5. 甲南大学 ニューポート・スウィング・オーケストラ
6. 佛教大学 R3 ジャズ・オーケストラ
ゲスト:KUNIZO BIG BAND feat. 市原ひかり
7. 天理大学 ALS ジャズ・オーケストラ
8. 専修大学 グリーン・サウンズ・オーケストラ
9. 法政大学 ニュー・オレンヂ・スウィング・オーケストラ
10. 金沢大学 モダン・ジャズ・ソサエティ
11. 成蹊大学 コンパル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
12. 国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ
13. 名古屋芸術大学 ジャンパ・スウィング・オーケストラ
14.東京大学 ジャズ・ジャンク・ワークショップ
15. 國學院大學 インサイド・ミュージック・オーケストラ
16. 群馬大学 G.K.オールスターズ
17. 創価大学 プリンス・マーシー・ジャズ・オーケストラ
ゲスト:森寿男とブルーコーツ

予選選考会参加バンド(五十音順)

岡山大学 スウィンギン・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ、北里大学 ニュー・カウント・ジャズ・オーケストラ、慶應義塾大学 K.M.P.ニュー・サウンド・オーケストラ、静岡大学 ジャズ・フェノメナ、静岡大学 スタンダード・ハーモニー・ジャズ・オーケストラ、昭和大学 メディカル・オールスターズ・ジャズ・オーケストラ、東京経済大学 スウィング・エコーズ・オーケストラ、東京ミュージック&メディアアーツ尚美 ザ・スウィング・ノーツ・ジャズ・オーケストラ、東洋大学 グルービー・サウンズ・ジャズ・オーケストラ、名古屋大学 エーデル・レーテ・ジャズ・オーケストラ、日本大学 ブルー・スウィング・ジャズ・オーケストラ、文化女子大学 リズム・サウンズ、明治大学 ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ、立命館大学 H.G.、立命館大学 R.U.フットルース・フィーリング・ジャズ・オーケストラ、麗澤大学 サニー・ゲーツ

ゲストバンド

※当時のプログラムに掲載されたプロフィール

守屋純子オーケストラ
 守屋純子は、早稲田大学のビッグ・バンド“ハイ・ソサエティ・オーケストラ”に所属し、ジャズを弾き始める。大学卒業後、ニューヨークにあるマンハッタン音楽院の大学院に合格、渡米。ジャズ及びクラシックの勉強に励むかたわら、アメリカ、ヨーロッパ各地のジャズクラブに出演。
 卒業・帰国後は東京を中心に、全国のジャズクラブで演奏活動を行う。1997年、ニューヨークにて現地の第一線ミュージシャンを集めたオクテットで初リーダーCD『My Favorite Colors』を発表。演奏のみまらず、作・編曲方面での評価も高い。また、山野楽器や尚美音楽大学で講師として後輩の指導にあたる他、YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTの審査員や、小中学生のためのビッグ・バンドの指導なども行っている。また、「Swing Journal」や「Jazz Life」等の専門誌や一般誌において、執筆活動も行っている。

 守屋純子オーケストラは、第30回YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTにて、コンテストOBのプロを中心に集めたビッグ・バンドのリーダーとして、ゲスト出演したことをきっかけに、守屋純子が立ち上げたビッグ・バンド。以来、スタープレイヤー揃いのメンバーと、全て守屋のペンによる斬新なアレンジで、幅広い層から人気を得ている。
 レパートリーは、守屋のオリジナルが中心だが、モンク、ミンガス、エリントンなどを中心に、スタンダード曲を独自の視点で再構築したアレンジ作品にも定評がある。学生・社会人ビッグバンドに取り上げられて演奏されている曲も数多い。
 2000年から2003年まで、日本芸術文化振興基金助成によるコンサートを銀座ヤマハホールにて行う。神田“TUC”、六本木“Sweet Basil”等を中心に、ライブ活動を定期的に行っている他、地方公演、学校公演、各種のイベント、クリニック、コンサート等にも出演している。
 2001年に『Shitting Images』(日本クラウン)を発表。多くの専門誌、新聞等や、FM番組で紹介され、現在の日本のビッグ・バンドの最高水準を示す作品として、各方面で大きな話題を呼ぶ。2005年5月にオーケストラもよる最新作『Points Of Departure』(Spice Of Life)が発表されたが、こちらもスイングジャーナル誌のレビューで最高点をとるなど、高い評価を受けている。
【出演メンバー】Pf:守屋純子、AS:近藤和彦、緑川英徳、TS:小池修、アンディ・ウルフ、BS:宮本大路、Tb:中路英明、片岡雄三、佐藤春樹、河野聡、Tp:エリック・ミヤシロ、木幡光邦、奥村晶、高瀬龍一、Bs:納浩一、Dr:大坂昌彦

KUNIZO BIG BAND
 2001年夏、木幡光邦(trp,gt,vo)の呼びかけにより発足、都内各所のライブハウス等での演奏活動を始める。幾つかのイベント等にも出演、好評を博す。この秋から更に活動を活発にする予定。BIG BANDへの情熱を持ったメンバー達の一丸となった熱い音を堪能してください。
【出演メンバー】Tp/Gt:木幡光邦、AS:近藤淳、今尾敏道、TS:佐藤達哉、竹野昌邦、BS:竹村直哉、Tb:佐藤春樹、筒井政之、橋本佳明、椋野謙介、BTb:山城純子、Tp:鈴木正則、浦田雄揮、菊池成浩、中村恵介、Pf:近藤和明、Bs:村上聖、Dr:村上広樹
市原ひかり
 1982年12月22日生まれ。中学入学と同時にトランペットを始める。洗足学園音楽大学ジャズ・コースに入学し4年間ジャズ奏法を原朋直氏に師事。 2004年、YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTで優秀ソリスト賞を受賞。2005年3月大学卒業時、優秀賞を受賞。

森寿男とブルーコーツ
 現在活躍中のビッグ・バンドの中で、最も長い歴史と伝統をもつブルーコーツオーケストラは1946年、戦後間もない頃ジャズ好きの六大学OB(初代リーダー長尾正士・2代目リーダー小原重徳 等)によって結成され、発展した名門バンドである。その伝統の中には上品でアカデミックなサウンドが受け継がれていて、その中から、黛敏郎・笈田敏夫・ナンシー梅木・穐吉敏子等、数多くの有名な音楽家が輩出されている。
1970年 芸大出身の森寿男が3代目リーダーを引き継ぎ、その伝統を継承すると共にカウント・ベイシー、デューク・エリントンの精神とフィーリングを追求し、音楽を通じて人の心に語りかける温かいサウンド作りを目標に、新発足する。
 現在のブルーコーツは、テレビ・ラジオ出演をはじめ、各地のジャズコンサート、ファミリーコンサート、学校公演等で活躍、一方華麗でムーディーな演奏は、ダンスミュージックとしても親しまれ、ホテル等でのダンスパーティーの出演も多く、和製グレン・ミラー楽団との呼び声も高い。
 1995年6月、グレン・ミラーの生誕地(アメリカ・アイオア州クラリンダ)で開催された「グレン・ミラー フェスティバル」に招聘され渡米、現地の熱烈な歓迎を受け絶賛を博した。
 1999年、結成50周年を迎え、10月8日「ゆうぽうと」にて、多彩なゲストを招き、「ブルーコーツ結成50周年記念コンサート」を華々しく開催。ブルーコーツ半世紀の軌跡を、サウンドで表現し好評を博す。
2004年1月リーダーの森寿男が、ジャズ界の大賞と言われる 南里文雄賞を受賞。
 更に2004年はブルーコーツ結成55周年を迎え、10月8日「55周年記念コンサート」を開催。それを記念してブルーコーツの前身から数えて70年の長い歴史をまとめた単行本『ジャズに情熱をかけた男たち/ブルーコーツ70年』(瀬川昌久著)が発売された。
 これを機にメンバー一同新たな歴史に向かって、益々幅広い演奏活動を続けている。
【出演メンバー】Con:森寿男、AS:今野菊治、首藤昇、TS:田辺信男、内山正博、BS:菊地武、Tb:岩崎敏信、内田日富、小林稔、渡辺亮、Tp: 北里典彦、寺島基文、篠原国利、羽毛田耕士、Pf:内間修、Bs:小高正志、Dr:阿野次男

ハイライトCD(2枚組)YBCD-2005

36CD
【CD1】
国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ 第1位 最優秀賞
①Like Thunder ②The Reunion ③Crossover
慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ 第2位 優秀賞
④Empty House ⑤E Ticket
明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ 第3位 優秀賞
⑥Strike Up The Band ⑦…Like The Rose
早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ 第4位 スイングジャーナル賞
⑧Nica’s Dream ⑨River Wide ⑩In Case You Missed It
同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ 第5位 76.1InterFM賞
⑪Tangos ⑫Groove From The Louvre
【CD2】
東京工業大学 ロス・ガラチェロス 第6位 特別賞
①The Last Dynasty ②Vencido ③Bebop ④It goes without seeing that blue sky
日本大学 リズム・ソサエティ・オーケストラ 第7位 敢闘賞
⑤El Viaje Adelante (The Journey Ahead) ⑥On Fire
青山学院大学 ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ 第8位 審査員賞
⑦Gone ⑧Where Flamingos Fly ⑨Little Wing
国際基督教大学 モダン・ミュージック・ソサエティ 第9位 審査員賞
⑩Back In Town ⑪New York Injection
京都大学 ダークブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ 第10位 奨励賞
⑫Matumba ⑬Amad ⑭The Mooche