第35回ヤマノ・ビッグバンド・ジャズ・コンテスト（アーカイブ）

開催概要

■開催日　2004年8月21日（土）、8月22日（日）
■会場　府中の森芸術劇場　どりーむホール（東京都府中市浅間町1-2）
■主催　株式会社山野楽器
■共催　財団法人府中文化振興財団
■後援　府中市、スイングジャーナル、76.1InterFM、日刊スポーツ新聞社
■協賛　ヤマハ株式会社、ウイダーinゼリー、日本マクドナルド株式会社
■協力　日本楽器フェア協会、東京JAZZ 2004、スウィングガールズ、京王電鉄株式会社
■出場　全国学生ビッグバンドオーケストラ（40バンド）
■審査員長　瀬川昌久（ジャズ評論家）　※敬称略
■審査員　淡谷孝次（スイングジャーナル編集長）、内堀勝（作・編曲家）、納浩一（ジャズベーシスト）、角田健一（トロンボーンプレイヤー／作・編曲家）、本田雅人（サックスプレイヤー／作・編曲家）、前田憲男（作・編曲家）、三木敏悟（作・編曲家）、守屋純子（ジャズピアニスト／作・編曲家）　※五十音順、敬称略
■総合司会　国府弘子（ピアニスト／作・編曲家）　※敬称略

予選選考会参加バンド（五十音順）

岡山大学 スウィンギン・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ、学習院大学 スカイ･サウンズ・ジャズ・オーケストラ、神奈川大学 カレッヂ・サウンズ・オーケストラ、岐阜大学 ニュー・スターズ・ジャズ・オーケストラ、静岡大学 ジャズ・フェノメナ、大東文化大学 オフ・カラー・バンド、東海大学 スウィング・ビーツ・ジャズ・オーケストラ、獨協大学 スウィンギン・キャッツ・ジャズ・オーケストラ、日本大学 ブルー・スウィング・ジャズ・オーケストラ、佛教大学 R3 ジャズ・オーケストラ、武蔵工業大学 スタック・サウンズ・オーケストラ、横浜市立大学 セカンド･ウインド・ジャズ・オーケストラ、立命館大学 R.U.フットルース・フィーリング・ジャズ・オーケストラ

ゲストバンド

※当時のプログラムに掲載されたプロフィール

本田雅人 B.B.Station
　第35回大会記念ゲスト・バンド「本田雅人 B.B.Station」。
　YAMANO BIG BAND JAZZ CONTESTの出場経験を持ち、現在同コンテストの審査員も務めるサックスプレイヤー本田雅人をリーダーに、同じくコンテスト出場経験を持つプレイヤーを中心に結成された、1日限りのまさに”スペシャル・ビッグ・バンド”！
【演奏メンバー】AS：本田雅人、鍬田修一、TS：吉田治、臼庭潤、BS：近藤和彦、Tb：佐野聡、河合わかば、小野祐輔、高橋英樹、Tp：エリック宮城、佐々木史郎、佐久間勲、Pf：青柳誠、Bs：土井孝幸、Dr：則竹裕之

熱帯JAZZ楽団
　JAZZ楽団我が国のラテン音楽シーンをリードし続けて来たパーカッショニスト、プロデューサーのカルロス菅野が「オルケスタ・デ・ラ・ルス」を脱退後にスタート、日本のインストゥルメンタル・シーンを代表するミュージシャンを一堂に集めたラテンジャズ・ビッグバンド『熱帯JAZZ楽団』。無機質な音楽が溢れている昨今、17人ものメンバーが創り出すパワフルなリズムとハーモニーは年齢を問わず幅広い観客を魅了する。
　17人の個性溢れるメンバーが“音楽はエンターテイメントだ！”をコンセプトに、ステージ上で正に縦横無尽に懐かしのラテン名曲は勿論、ジャズ・ファンキー・オリジナルまでトビッキリ熱いビッグバンドサウンドを繰り広げる。
　現在までに、ビクターエンタテインメントより通算8枚のアルバムとDVDをリリース。バンド・スコアブックも出版され、全国のアマチュア・ビッグバンドや吹奏楽部の学生たちからも熱烈な支持を受けている。
　NYの「JVC JAZZ FESTIVAL」に2年連続出演するとともに、RMMレーベルより3枚のアルバムを全米発売するなど、国内外を問わずワールドワイドに活躍中。
　2004年6月23日にリリースされた最新アルバム『熱帯JAZZ楽団VIII〜The Covers〜』では、クール＆ザ・ギャング「セレブレイション」、スティービー・ワンダー「回想」に加え、和製R&B女性コーラス・グループ『スリー・ビックリーズ』をフューチャーしたジャクソン・ファイブ「アイ・ウォント・ユー・バック」の3曲を新録。既発表からセレクトした9曲にはニュー・ミックスを施し、誰もが知っている70〜80年代のヒット曲を熱帯JAZZ楽団流のラテンジャズ・アレンジで、まったく新しいサウンドを聴かせている。
　来年は結成10周年を迎え、より一層アグレッシブな活躍が期待される。
【演奏メンバー】Per：カルロス菅野、Conga：コスマス・カピッツァ、Timb：美座良彦、Dr：神保彰、Bs：高橋ゲタ夫、Pf：森村献、Tp：佐々木史郎、鈴木正則、奥村晶、松島啓之、Tb：中路英明、青木タイセイ、BTb：西田幹、AS：近藤和彦、藤陵雅裕、TS：野々田万照、BS：宮本大路

森寿男とブルーコーツ
　現在活躍中のビッグ・バンドの中で、最も長い歴史と伝統をもつブルーコーツオーケストラは1946年、戦後間もない頃ジャズ好きの六大学OB(初代リーダー長尾正士・2代目リーダー小原重徳 等）によって結成され、発 展した名門バンドである。その伝統の中には上品でアカデミックなサウンドが受け継がれていて、その中から、黛敏郎・笈田敏夫・ナンシー梅木・穐吉敏子等、数多くの有名な音楽家が輩出している。
　1970年 芸大出身の森寿男が３代目リーダーを引き継ぎ、その伝統を継承すると共にカウント・ベイシー、デューク・エリントンの精神とフィーリングを追求し、音楽を通じて人の心に語りかける温かいサウンド作りを目標に、新発足する。
　現在のブルーコーツは、テレビ・ラジオ出演をはじめ、各地のジャズコンサート、ファミリーコンサート、学校公演等で活躍している。
　1995年6月、グレン・ミラーの生誕地（アメリカ・アイオア州クラリンダ）で開催された「グレン・ミラー フェスティバル」に招聘され渡米、現地の熱烈な歓迎を受け絶賛を博した。
　1999年、結成50周年を迎え、10月8日「ゆうぽうと」にて、多彩なゲストを招き、「ブルーコーツ結成50周年記念コンサート」を華々しく開催。ブルーコーツ半世紀の軌跡を、サウンドで表現し好評を博す。
2004年1月、リーダーの森寿男が、ジャズ界の大賞と言われるスイングジャーナル社の南里文雄賞を受賞。又本年はブルーコーツ結成55周年の年を迎え、更なる飛躍の年にしたいとメンバー一同張り切って、ますますスイングに磨きをかけ、幅広い演奏活動を続けている。
【演奏メンバー】Con：森寿男、AS：今野菊治、首藤昇、菊地武、TS：田辺信男、内山正博、Tb：岩崎敏信、内田日富、小林稔、渡辺亮、Tp： 北里典彦、寺島基文、篠原国利、羽毛田耕士、Pf：内間修、Bs：小高正志、Dr：ブラッド・ジョンストン

ハイライトCD（2枚組）YBCD-2004

【CD1】
国立音楽大学　ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ 第1位 最優秀賞
①Nigerian Marketplace ②Bohemia After Dark

明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ 第2位 優秀賞
③Down By The Riverside ④Happy Peaple ⑤Indian Riffs

慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ 第3位 優秀賞
⑥Mind Trip ⑦Looking Up

早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ 第4位 スイングジャーナル賞
⑧Point Of Entry ⑨東へ ⑩Be Bop

立教大学 ニュー・スウィンギン・ハード 第5位 76.1InterFM賞
⑪Straight Up And Down ⑫Changing Spaces

【CD2】
国際基督教大学 モダン・ミュージック・ソサエティ 第6位 特別賞
①Ya Gotta Try ②Second Chances ③Do It!

東京工業大学 ロス・ガラチェロス 第7位 敢闘賞
④Frontiers ⑤Este También ⑥Shortcuts ⑦It Goes Without Seeing That Blue Sky

関西学院大学 K.G.スウィング・チャリオティアーズ  第8位 審査員賞
 ⑧West Side Story Medley ’75 ⑨10th Theme ⑩Fast Food 

天理大学 ALS ジャズ・オーケストラ 第9位 審査員賞
⑪Hello! Young Lovers ⑫Lazy Night ⑬La Fiesta

中央大学 スウィング・クリスタル・オーケストラ 第10位 奨励賞
⑭Everybody Love’s My Baby’s ⑮Serenade In Blue ⑯Don’t Get Around Much Anymore