防音コラム~音のイロハ~【銀座本店 6F 防音相談コーナー】
いい音とは「音」と「空間」の
素敵な関係から生まれます。
もっと「いい音」で音楽を楽しむために
音について、いっしょに考えてみませんか。
Introduction
「いい音」ってなんだろう
音楽が好きな方なら誰もが「いい音で演奏したい」
「いい音で音楽を楽しみたい」と思うことでしょう。
ではその「いい音」とはなんでしょうか。
いい音を奏でる楽器やオーディオさえあれば、
「いい音」が楽しめるのでしょうか。
人が聴く音=(音源×響き)+場の音
「いい音」は楽器やオーディオから出る音だけでは
成立しません。人が耳にする音は
「音源=楽器やオーディオから出る音」と
「部屋の響き」が合わさり、
さらに「場の音」が加わったものです。
これらが最適に調整されたとき、
はじめて「いい音」が楽しめるのです。
1 音のイロハ
「大きさ」「高さ」「音色」は
音の3つの要素。
音の「大きさ」
1⃣音の「大きさ」の単位、dB(デシベル)
まず音の「大きさ」について考えてみましょう。
私たちの耳は、雪が降るほんの小さな音から、
落雷の耳をつんざくような轟音まで、
さまざまな音量の音を聞き取ることができます。
こうした音の大きさは、
dB(デシベル)という単位で数値化して表現します。
まったく音がしない状態が0dB、普通の会話が60dB、
地下鉄の音で100dB、近くの落雷や
間近なジェット機のエンジン音は130dBとなります。
これは耳に損傷を与えるぐらいの大きな音量です。
2⃣音は遠ざかると、小さくなります
普段感じる音は、音源に近いほど大きく、
遠いほど小さく聞こえます。物理的には
「音のエネルギーは距離の2乗に反比例する」
という特徴を持っています。
このため、音源からの距離が3倍になると、
聴感上の音の大きさが半分になったと感じます。
音の「高さ」の単位、Hz(ヘルツ)
音とは空気などを伝わって拡がっていく波動です。
その波動が1秒あたり何回繰り返すかを
「振動」と言います。
音叉のラの音は440Hzですが、
これは1秒あたり440回振動していることを示します。
Hz(ヘルツ)は音の「高さ」を表し、下図のように
人間の可聴範囲は20Hz~20,000Hzとされています。
可聴範囲の中のピアノの一番低い音が30Hz、
一番高い音で4,000Hzと言われています。
「音色」は音の印象を決める
音の大きさと高さが同じでも、
楽器が変われば違った印象を受けます。
それが「音色」の違いです。
音色の違いは、基本となる音の高さ(基音)に対し、
どのように倍音が加わるか、で生まれます。
同じ「ド」の音でも、ピアノ、フルート、バイオリン、
トランペットで音色が異なるのは、
楽器によって倍音の構成が異なるからです。
また同じ音量でも心地よく感じたり、
不快に思ったりするのも、音色に由来します。
たとえば下記表の潮騒の音と主要道路の音は
同じ70dB程度ですが、
聞こえる音の印象は全く異なります。
こうした違いも音色によるものだと言えるでしょう。
※この記事ページは、「ヤマハ 音の手帳」の
内容をもとに作成しております。
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