第46回ヤマノ・ビッグバンド・ジャズ・コンテスト(アーカイブ)
開催概要
■開催日 2015年8月15日(土)、8月16日(日)
■会場 大宮ソニックシティ 大ホール(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5)
■主催 株式会社山野楽器
■後援 さいたま市、公益財団法人音楽文化創造、日刊スポーツ新聞社、株式会社 J-WAVE
■協賛 株式会社ヤマハミュージックジャパン、日本マクドナルド株式会社、野中貿易株式会社、富士通テン株式会社、株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン、Perfect Suit FActory、株式会社リットーミュージック<
■特別協力 ジャズライフ、キャットミュージックカレッジ専門学校、エス・オー・プロモーション、日本学校ジャズ教育協会東日本本部
■出場 全国学生ビッグバンドオーケストラ(35バンド)
■審査員長 内堀勝(作・編曲家) ※敬称略
■審査員 エリック・ミヤシロ(トランペットアーティスト)、岡崎正通(音楽ライター)、納浩一(ジャズベーシスト ※予選のみ)、角田健一(トロンボーンプレイヤー/作・編曲家)、本田雅人(サックスプレイヤー/作・編曲家)、前田憲男(作・編曲家)、三木敏悟(作・編曲家)、守屋純子(ジャズピアニスト/作・編曲家) ※五十音順、敬称略
■総合司会 国府弘子(ピアニスト/作・編曲家) ※敬称略
表彰
第1位 最優秀賞 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
第2位 優秀賞 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
第3位 優秀賞 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ
第4位 さいたま市長賞 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ
第5位 日刊スポーツ賞 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
第6位 J-WAVE賞 日本医科大学 ミッドナイト・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
第7位 特別賞 大阪大学 ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ
第8位 敢闘賞 洗足学園音楽大学 ゲット・ジャズ・オーケストラ
第9位 審査員賞 日本大学リズム・ソサエティ・オーケストラ
第10位 奨励賞 法政大学 ニュー・オレンヂ・スウィング・オーケストラ
最優秀ソリスト賞 片山士駿さん(Fl) 慶應義塾大学ライト・ミュージック・ソサエティ
優秀ソリスト賞 穐山凌さん(TS) 大阪大学 ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ
優秀ソリスト賞 安田昌弘さん(P) 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
ベストランクアップ賞 関西学院大学 K.G. スウィング・チャリオティアーズ ※前年の順位に対して最も成績を伸ばしたバンド
学バン アワード 東京工業大学 ロス・ガラチェロス ※参加バンドによる投票で選ぶ最も良かったバンド
出場バンド(出演順)
8月15日(土)
1. 名古屋芸術大学 ジャンパ・スウィング・オーケストラ
2. 東京大学 ジャズ・ジャンク・ワークショップ
3. 立命館大学 R.U.スウィンギン・ハード・ジャズ・アンサンブル
4. 洗足学園音楽大学 ゲット・ジャズ・オーケストラ
5. 天理大学 ALS ジャズ・オーケストラ
6. 学習院大学 スカイ・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
7. 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
8. 慶應義塾大学 K.M.P. ニュー・サウンド・オーケストラ
9. 金沢大学 モダン・ジャズ・ソサエティ
10. 上智大学 ニュー・スウィング・ジャズ・オーケストラ
11. 日本医科大学 ミッドナイト・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
12. 関西学院大学 K.G. スウィング・チャリオティアーズ
13. 獨協大学 スウィンギン・キャッツ・ジャズ・オーケストラ
14. 大阪大学 ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ
15. 明治大学 ニュー・ウェ-ブ・ジャズ・オーケストラ
16. 愛知大学 ブルー・スターズ・ジャズ・オーケストラ
17. 埼玉大学 スウィング・キューブ・ジャズ・オーケストラ・ブルー・バンド
18. 青山学院大学 ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
19. 日本大学 リズム・ソサエティ・オーケストラ
20. 洗足学園音楽大学 しわしわーず
21. 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ
ゲスト:守屋純子オーケストラ
8月16日(日)
1. 甲南大学 ニューポート・スウィング・オーケストラ
2. 愛知学院大学 スインギング・オール・スターズ
3. 日本大学 ホワイト・リズム・エコーズ・オーケストラ
4. 法政大学 ニュー・オレンヂ・スウィング・オーケストラ
5. 昭和大学 メディカル・オール・スターズ・ジャズ・オーケストラ
6. 中央 大学 スウィング・クリスタル・オーケストラ
7. 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
8. 専修大学グリーン・サウンズ・オーケストラ
9. 京都大学 ダーク・ブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ
10. 横浜国立大学 ベイサウンド・ジャズ・オーケストラ
11. 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
12. 国際基督教大学 モダン・ミュージック・ソサエティ
13. 東洋大学 グルービー・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
14. 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ
ゲスト:森寿男とブルーコーツ
予選選考会参加バンド( 五十音順)
大手前大学 ジャズ・スカイスクレイパー、神奈川大学 カレッヂ・サウンズ・オーケストラ、神戸大学 KOBE マソック・ジャズ・オーケストラ、静岡大学 ジャズ・フェノメナ、芝浦工業大学 カレッジ・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ、成蹊大学 コンパル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ、創価大学 プリンス・マーシー・ジャズ・オーケストラ、東北大学 ニュー・フォレスト・ジャズ・オーケストラ、名古屋大学 エーデル・レーテ・ジャズ・オーケストラ、日本大学 スパイシー・サウンズ・カンパニー、日本大学 ブルー・スウィング・ジャズ・オーケストラ、佛教大学 R3 ジャズ・オーケストラ、横浜市立大学 セカンド・ウィンド・ジャズ・オーケストラ、立教大学 ニュー・スウィンギン・ハード、琉球大学 モダン・ジャズ・オーケストラ、龍谷大学ジャ ズ・バード・オーケストラ
ゲストバンド
※当時のプログラムに掲載されたプロフィール
守屋純子オーケストラ
スタープレイヤー揃いのメンバーと、全て守屋のペンによる斬新なアレンジで、幅広い層から人気を得ている。レパートリーは、守屋のオリジナルが中心だが、モンク・ミンガス・エリントンなどを中心に、スタンダード曲を独自の視点で再構築したアレンジ作品にも定評がある。学生・社会人ビッグバンドで演奏されている曲も数多い。フランス、アメリカ、オーストラリアなどの学生バンドにも取り上げられている。
2000年より芸術文化振興基金助成によるコンサートをヤマハホール、草月ホール、朝日ホール、ヤクルトホール、日経ホール、さくらホールなどで毎年行っている。地方公演、学校公演、ジャズフェスティバル、各種のクリニック・コンサート等に出演、他のアーティストへのレコーディングにも参加している。
2001年に“Shifting Images”を発表。2005年発売の “Points Of Departure”が第18回日本ミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。2009年“Groovin Forward”、2012年“Into The Bright Decade”を発表。
2015年10/21に、<Play For Peace>を発売予定。徳川家康公顕彰400周年にあたり、家康公生誕地である岡崎市から委嘱された<家康公ジャズ組曲/欣求浄土、厭離穢土>を中心とした新作。ジャズと日本の歴史を組み合わせた、全く新しい試みとして、発売前から注目を集めている。
Pf,Arr:守屋純子、Bs:納浩一、Dr:広瀬潤次、AS,SS,Fl:近藤和彦、AS:緑川英徳、TS:岡崎正典、アンディー・ウルフ、BS:宮本大路、Tp:エリック・ミヤシロ、佐久間勲、奥村晶、岡崎好朗、Tb:片岡雄三、佐藤春樹、東條あづさ、BTb:山城純子
森寿男とブルーコーツ
現在活躍中のビッグバンドの中で、最も永い歴史を刻んでいるブルーコーツの原点は、1935年当時の大学生によって作られたバンドが母体となっている。その後第二次大戦で一時中断するが、1946年に ジャズ好きの六大学OBによって再結成され後に「ブルーコーツオーケストラ」として発展し、現在まで脈々と永い歴史と伝統を刻んでいる。その伝統には上品でアカデミックなサウンドが受け継がれていて、黛敏郎・笈田敏夫・秋吉敏子等、数多くの有名な音楽家を輩出している。
1970年 芸大出身の 森寿男が3代目リーダーを引き継ぎ、その伝統を継承すると共にカウント・ベーシー、デューク・エリントンの精神とフィーリングを追求し、ビッグバンドジャズの王道を行く演奏を展開している。現在のブルーコーツは、全国各地のジャズコンサートを始め、学校公演やファミリーコンサート等で青年層からシニアー層まで幅広い演奏活動を展開。1995年6月、グレン・ミラーの生誕地(アメリカ・アイオア州クラリンダ)で開催された「グレン・ミラー フェスティバル」に招聘され渡米、現地の熱烈な歓迎を受け絶賛を博した。2004年1月リーダーの森寿男が、ジャズ界の大賞と言われる 南里文雄賞を受賞。それを記念してブルーコーツの長い歴史をまとめた『ジャズに情熱をかけた男たち/ブルーコーツ70年』(瀬川昌久著)の本が出版された。1946年から数えて65年目を迎えたブルーコーツは2010年11月「ブルーコーツ結成65年・森寿男&ブルーコーツ40周年記念リサイタル」を日比谷公会堂で開催。これぞ正統派ビッグバンドジャズと言われた「65th ANNIVERSARYスイングしなけりゃ意味がない!」の記念アルバムも発売され注目を集めた。
今年で結成70周年、森寿男&ブルーコーツ45周年を迎え、メンバー一同新たな歴史に向かって、益々幅広い演奏活動を続けている。
Con:森寿男、AS:今野菊冶、菊地武、TS:田辺信男、内山正博、BS:五十井梧楼、Tb:岩崎敏信、内田日富、小林稔、渡辺亮、Tp: 羽毛田耕士、上石統、谷殿明良、篠原国利、Pf:池野美音、Bs:小高正志、Dr:阿野次男(Vo:佐藤マサノリ)
ハイライトCD(2枚組)
