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第42回ヤマノ・ビッグバンド・ジャズ・コンテスト(アーカイブ)

42プログラム

開催概要

■開催日 2011年8月13日(土)、8月14日(日)
■会場 大宮ソニックシティ 大ホール(埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5)
■主催 株式会社山野楽器
■後援 さいたま市、財団法人音楽文化創造、76.1InterFM、日刊スポーツ新聞社
■協賛 ヤマハ株式会社、ウイダーinゼリー、日本マクドナルド株式会社、野中貿易株式会社、富士通テン株式会社
■特別協力 SAX&BRASS magazine、ジャズライフ、京王観光株式会社、キャットミュージックカレッジ専門学校、エス・オー・プロモーション、日本学校ジャズ教育協会東日本本部
■出場 全国学生ビッグバンドオーケストラ(35バンド)
■審査員長 瀬川昌久(ジャズ評論家) ※敬称略
■審査員 内堀勝(作・編曲家)、エリック・ミヤシロ(トランペットアーティスト)、納浩一(ジャズベーシスト)、角田健一(トロンボーンプレイヤー/作・編曲家)、本田雅人(サックスプレイヤー/作・編曲家)、前田憲男(作・編曲家)、三木敏悟(作・編曲家)、守屋純子(ジャズピアニスト/作・編曲家) ※五十音順、敬称略
■総合司会 国府弘子(ピアニスト/作・編曲家) ※敬称略

表彰

第1位 最優秀賞 国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ
42ニュータイド
第2位 優秀賞 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ
42BS
第3位 優秀賞 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ

42ハイソ
第4位 さいたま市長賞 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
第5位 76.1InterFM賞 洗足学園音楽大学 ゲット・ジャズ・オーケストラ
第6位 日刊スポーツ賞 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
第7位 特別賞 青山学院大学 ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
第8位 敢闘賞 立教大学 ニュー・スウィンギン・ハード
第9位 審査員賞 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
第10位 奨励賞 甲南大学 ニューポート・スウィング・オーケストラ

最優秀ソリスト賞 安藤康平さん(AS)
 愛知大学 ブルー・スターズ・ジャズ・オーケストラ
優秀ソリスト賞 小林修己さん(BS) 青山学院大学 ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
優秀ソリスト賞 高井天音さん(Tb)  国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ
ベストランクアップ賞 関西学院大学 K.G.スウィング・チャリオティアーズ ※前年の順位に対して最も成績を伸ばしたンド

出場バンド(出演順)

8月13日(土)
1. 東北大学 ジャズ・オーケストラ
2. 和光大学 グリーン・キャタピラーズ・ジャズ・オーケストラ
3. 名古屋音楽大学 めいおんジャズ・オーケストラ
4. 東京工業大学 ロス・ガラチェロス
5. 昭和大学 メディカル・オール・スターズ・ジャズ・オーケストラ
6. 芝浦工業大学 カレッジ・ソサエティ・ジャズ・オーケストラ
7. 同志社大学 ザ・サード・ハード・オーケストラ
8. 洗足学園音楽大学 ゲット・ジャズ・オーケストラ(初出場)
9. 法政大学 ニュー・オレンヂ・スウィング・オーケストラ
10. 日本大学 スパイシー・サウンズ・カンパニー(初出場)
11. 大阪大学 ザ・ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ
12. 金沢大学 モダン・ジャズ・ソサエティ
13. 学習院大学 スカイ・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
14. 早稲田大学 ハイ・ソサエティ・オーケストラ
15. 慶應義塾大学 K.M.P.ニュー・サウンド・オーケストラ
16. 上智大学 ニュー・スウィング・ジャズ・オーケストラ
17. 洗足学園音楽大学 しわしわーず
18. 甲南大学 ニューポート・スウィング・オーケストラ
19. 青山学院大学ロイヤル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
20. 立命館大学 R.U.スウィンギン・ハード・ジャズ・アンサンブル
21. 明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ
ゲスト:エリック・ミヤシロ EM BAND

8月14日(日)
1. 中央大学 スウィング・クリスタル・オーケストラ
2. 名古屋大学 エーデル・レーテ・ジャズ・オーケストラ
3. 日本大学 リズム・ソサエティ・オーケストラ
4. 立教大学 ニュー・スウィンギン・ハード
5. 関西学院大学 K.G. スウィング・チャリオティアーズ
6. 日本大学 ホワイト・リズム・エコーズ・オーケストラ
7. 国立音楽大学 ニュー・タイド・ジャズ・オーケストラ
8. 愛知大学 ブルー・スターズ・ジャズ・オーケストラ
9. 名古屋芸術大学 ジャンパ・スウィング・オーケストラ
10. 東京大学 ジャズ・ジャンク・ワークショップ
11. 天理大学 ALSジャズ・オーケストラ
12. 獨協大学 スウィンギン・キャッツ・ジャズ・オーケストラ
13. 日本医科大学 ミッドナイト・サウンズ・ジャズ・オーケストラ
14. 慶應義塾大学 ライト・ミュージック・ソサエティ
ゲスト:森寿男&ブルーコーツ 特別ゲスト:ジグズ・ウィグハム

予選選考会参加バンド(五十音順)

愛知学院大学 スインギングオールスターズ、岩手大学 くらむぼん・ジャズ・オーケストラ、大手前大学 ジャズ・スカイスクレイパー、神奈川大学 カレッヂ・サウンズ・オーケストラ、北里大学 ミックスド・ハーモニック・ビッグバンド、京都大学 ダークブルー・ニュー・サウンズ・オーケストラ、群馬大学 G.K.オールスターズ、神戸大学 KOBE マソック・ジャズ・オーケストラ、国際基督教大学 モダン・ミュージック・ソサエティ、埼玉大学 スウィング・キューブ・ジャズ・オーケストラ、静岡大学 ジャズ・フェノメナ、静岡大学 スタンダード・ハーモニー・ジャズ・オーケストラ、成蹊大学 コンパル・サウンズ・ジャズ・オーケストラ、専修大学 グリーン・サウンズ・オーケストラ、創価大学 プリンス・マーシー・ジャズ・オーケストラ、東海大学 スウィング・ビーツ・ジャズ・オーケストラ、東京経済大学 スウィング・エコーズ・オーケストラ、東京都市大学 スタック・サウンズ・オーケストラ、東洋大学 グルービー・サウンズ・ジャズ・オーケストラ、日本大学 ブルー・スウィング・ジャズ・オーケストラ、佛教大学 R3 ジャズ・オーケストラ、明治大学 ニュー・ウェイヴ・ジャズ・オーケストラ、横浜市立大学、セカンド・ウインド・ジャズ・オーケストラ、龍谷大学 ジャズバードオーケストラ

ゲストバンド

※当時のプログラムに掲載されたプロフィール

エリック・ミヤシロ EM BAND
ハワイ出身の日系三世トランぺッター「エリック・ミヤシロ」がリーダーとして1997年に結成されたビッグ・バンド。メンバー全員が自己のバンドリーダーとして活躍する中、それ以外にもスタジオワーク、テレビ収録、アーティストのツアーサポートなどに多数参加している。
ジャズ、J-POP、ロック、クラシックなどのジャンルを問わずオールマイティーなトップ・プレイヤーで形成されているビッグ・バンドである。
このEM BANDで演奏される音楽は「ビッグ・バンド・ジャズ」という枠を遥かに超越し、新しい形のビッグ・バンド・サウンドとして確立している。今までにも東京都内のホールを始め、ライブハウスだけではなく、NHK、CS放送、さらに日本全国(北海道・青森・岩手・宮城・静岡・愛知・大阪)でのコンサート出演依頼が殺到している。
今、日本でもっとも注目されているビッグ・バンドのひとつである。
エリック・ミヤシロ、AS:鈴木 明男、近藤和彦、TS:佐藤達哉、黒葛野敦司、BS:宮本大路、Tb:片岡雄三、
佐野聡、鹿内奏、BTb:山城純子、Tp:西村浩二、木幡光邦、佐久間勲、小林正弘、Pf:林正樹、Bs:村上聖、Dr:岩瀬立飛

森寿男&ブルーコーツオーケストラ
現在活躍中のビッグバンドの中で、最も永い歴史を刻んでいるブルーコーツの原点は、1935年当時の大学生によって作られたバンドが母体となっている。その後第二次大戦で一時中断するが、1946年に ジャズ好きの六大学OBによって再結成され後に「ブルーコーツオーケストラ」として発展し、現在まで脈々と永い歴史と伝統を刻んでいる。その伝統には上品でアカデミックなサウンドが受け継がれていて、黛敏郎・笈田敏夫・秋吉敏子等、数多くの有名な音楽家を輩出している。
1970年 芸大出身の 森寿男が3代目リーダーを引き継ぎ、その伝統を継承すると共にカウント・ベーシー、デューク・エリントンの精神とフィーリングを追求し、ビッグバンドジャズの王道を行く演奏を展開している。現在のブルーコーツは、全国各地のジャズコンサートを始め、学校公演やファミリーコンサート等で青年層からシニアー層まで幅広い演奏活動を展開。1995年6月、グレン・ミラーの生誕地(アメリカ・アイオア州クラリンダ)で開催された「グレン・ミラー フェスティバル」に招聘され渡米、現地の熱烈な歓迎を受け絶賛を博した。2004年1月リーダーの森寿男が、ジャズ界の大賞と言われる 南里文雄賞を受賞。それを記念してブルーコーツの長い歴史をまとめた『ジャズに情熱をかけた男たち/ブルーコーツ70年』(瀬川昌久著)の本が出版された。1946年から数えて65年目を迎えたブルーコーツは2010年11/23「ブルーコーツ結成65年・森寿男&ブルーコーツ40周年記念リサイタル」を日比谷公会堂で開催。これを記念して65周年記念ニューアルバム『It Don’t Mean A Thing』のCDも発売され注目を集めた。
これを機にメンバー一同新たな歴史に向かって、益々幅広い演奏活動を続けている。
Con:森寿男、AS:今野菊治、菊地武、TS:田辺信男、内山正博、BS:五十井梧楼、Tb:岩崎敏信、内田日富、小林稔、渡辺亮、Tp: 寺島基文、篠原国利、羽毛田耕士、上石統、Pf:内間修、Bs:藤田葵、Dr:阿野次男、専属ヴォーカル:フライン・キャブ(佐藤マサノリ・堀江マミ)

ジグズ・ウィグハム

1943年オハイオ州クリーブランド生まれ。17歳の時にグレン・ミラーオーケストラでソリストとしてまた首席トロンボーン奏者としてはじめて評論家やファン達の注目を得る。2年後にはスタン・ケントン楽団の首席ソロ・トロンボーン奏者になり、一年程のニューヨークでのスタジオやブロードウェイでの活動を経て、1965年ドイツのケルンにある西ドイツ・ブロードキャスティングカンパニーのKurt Edelhagenジャズオーケストラのソリストとなる。1966年にはウィーンで開かれたモダンジャズのコンテストで1位を獲得。1979年にはケルン音楽大学の教授、そしてジャズ学部の学部長となる。1995年、ベルリンのハンズ・エイスラー音楽学校のジャズ・ポピュラー学部の学部長に就任。2000年から2001年まではインディアナ大学に客員教授として滞在。1984年から1986年までスイス・ラジオ・バンド(Radio DRS)のバンドリーダーを務め、1995年から2000年まではベルリン・ラジオ・オーケストラ(RIAS Big Band Berlin)の主任指揮者と芸術監督を務めた。現在は、英国のBBCビッグバンドの指揮者、ベルリン・ジャズオーケストラの芸術監督、また、ロンドンのギルドホール音楽演劇大学の客員教授及びマンチェスターのロイヤルノーザン音楽大学の客員講師としても活躍。また、つい最近LaJJOB(Brandenburge Youth Jazz Orchestra)の音楽監督に任命され、さらに、2008年にはBUJAZZO(German National Youth Jazz Orchestra)の音楽監督の一人となる。国際トロンボーン協会会長、ブリティッシュトロンボーン協会終身会員、ドイツトロンボーン協会終身会員。