仙台店 SENDAI

入門向けフルート

フルートは基本的に1本1本が技術者の手によって作られる「ハンドメイド(手工品)」の楽器です。
製作者によって精巧に作られているため、消耗部品を除いて、丁寧に使えばずっと長く使用できます。しかし、この「ハンドメイド」では製作コストがかかってしまいます。

そこで、楽器の素材として銀を使用する部分を減らし白銅や洋銀を用いたり、機械で量産化することで低価格フルートの製作を実現しています。
量産タイプの楽器は近年はかなり精巧に作られているものの、やはり細部の造りの精密さや、耐久性には限界があり、5年ほどを目安に買い替える方が多く見受けられます。手作りタイプか量産タイプのどちらを選ぶかは人それぞれですが、買い替えをせず1本を長く使いたい方には、手作りタイプの楽器をおすすめします。

また、たとえ量産品と申しましても最低で7〜8万はします。もしこれ以下の楽器ですと、中には造りの問題でなにかしらトラブルがある場合も見受けられるため、安心してお使いいただける楽器として7〜8万円台からのフルートをおすすめいたします。

白銅製もしくは洋銀製


量産タイプ/8〜9万円前後

素材として銀を使用せず、白銅(ニッケル、胴の合金)、洋銀(ニッケル、胴、亜鉛の合金)を使用したモデル。吹き易く、明るい音色が特徴です。このタイプの楽器は量産タイプであり、材質上、音の深み、柔らかさに欠けていることや、手作りタイプと比較すると造りや耐久性には限界があるため、後々買い替えをしていくことをおすすめします。


リップ銀製


量産タイプ  /8〜9万円前後

手作りタイプ /16〜18万円前後

息が最初にあたる部分(リッププレート)が銀製ということで、白銅製・洋銀製にくらべ、多少の音色向上があります。低予算で長く使える楽器を手にしたい方は手作りタイプがおすすめです。


頭部管銀製


量産タイプ  /14万円前後

手作りタイプ /19〜26万円前後

頭部管が銀製(本体は白銅製・洋銀製)になることで、音の深み、柔らかさがかなり出せるようになります。


管体銀製


手作りタイプ /25万〜33万円前後

キィメカニズムは白銅製・洋銀製ですが、管は上から下まで銀製になり、頭部管銀製の楽器よりも音の深み、柔らかさ、表現力は大きく向上します。


<商品一覧>


フルートは材質やメーカーによって音色や吹奏感が異なります。
各メーカーのモデルを比較しましたので、是非参考にしてください。

音色、音質の違い

サンキョウ 明るく開放的でよく通る音。フランス的とも称されるメーカー。
ミヤザワ クリアでタイトで力強い音。北欧圏で人気が高いメーカー。
トマジ 瑞々しい響きが特徴。本場ウィーンの響きが魅力。
ヤマハ クリアで美しい響きが特徴。フランス、アメリカ系のサウンド。(YFL212〜312)
ヤマハ 現在最も力強いサウンドを誇る。アメリカ、ヨーロッパでも好評。(YFL517)
パール ややダークな響きが魅力。柔らかだが、きりっとした響きも出せる。
アルタス やや内的でふくよかな音色。現在最もまろやかな響きを誇る。
ムラマツ 内的な響きが特徴で、渋さと力強さを併せ持つ。ヨーロッパで人気。
アズミ 内的でおとなしい響き。

機種別比較表

メーカー ヤマハ ヤマハ パール ヤマハ
モデル YFL212 YFL212LRS PF525E YFL312
材質 白銅製 リッププレート銀製 リッププレート銀製 頭部管銀製
Eメカ 標準装備 標準装備 標準装備 標準装備
メーカー希望小売価格 ¥90,200 ¥96,800 ¥95,700 ¥148,500
特長 小学生など初めてのフルートとして人気のモデル。銀を使用していない為、音色に深みや柔らかさは望めないが軽快な響きを持つベーシックモデル。 左記のYFL212をベースに、口が当たる部分であるリッププレートと、管とのつなぎとなるライザーを銀製にしたモデル。総白銅製と比べ音色のアドバンテージがあるモデル。 ベーシックモデルだが、音が柔らかいというパールフルートの特徴を感じさせるモデル。口にあたるプレートが銀製で、ここだけでも銀になると、音は確実に向上する。 ワンランク上となる頭部管銀製だがコストダウン設計により低価格を実現。音色は大きく向上するが更に耐久性を求めるなら、上級機種のYFL517がおすすめ。
メーカー アルタス パール サンキョウ アルタス
モデル A807E PF665E エチュードPA A907E
材質 リッププレート銀製 頭部管銀製 頭部管銀製 頭部管銀製
Eメカ 標準装備 標準装備 ニューEメカ標準装備 標準装備
メーカー希望小売価格 ¥192,500 ¥157,300 ¥247,500 ¥231,000
特長 非常に鳴りやすく、気持ちよく吹けるフルート。音量もあリ作りもしっかりしている。この価格帯を作っているメーカーが少ないこともあり、人気のあるモデル。 銀製の頭部管により音色が大きく向上。輝かしさや力強さより、音色の柔らかさや落ち着き感を求めたいという方におすすめモデル。 外交的で明るく芯がしっかりとした音色をもち、ヨーロッパの華やかな雰囲気が感じられるモデル。“品質のサンキョウ”を感じさせる丁寧、頑丈な作りも大きなポイント。 やや内向的な柔らかさが特長。息の圧力・腹圧がかけられない状況でもある程度まとまった音が得られる。操作も楽なので音色を楽しみながら楽しく練習したいという方にもおすすめ。
メーカー ミヤザワ ヤマハ パール ムラマツ
モデル アトリエl BR YFL517 Finesse ドルチェプリモ EXlll
材質 頭部管銀製 頭部管銀製 頭部管銀製 頭部管銀製
Eメカ カバードは標準装備 標準装備 標準装備 オプションで可¥292,680
メーカー希望小売価格 ¥236,500 ¥264,000 ¥220,000 ¥264,000
特長 軽快な吹奏感で初めての方でも使用しやすい側面を持つが、実際生み出される音質はタイトで力強いという実力派フルート。ブローガーシステム標準装備。 落ち着いた響きを意識しながらも、パワフルな響きを備える上位機種のエッセンスを取り入れたモデル。ホールや会場での演奏において自分の音をしっかり通すことに目を向けることが出来る。 PF665同様に頭部管銀製だが、上位機種と同じ頭部管を装備。反応の良さとパールならではの音色を備え、音色の良さと軽快な吹き心地を求めたいという方におすすめ。 日本フルートにおける伝統的なメーカー。吹きやすく耳あたりが良い音色は日本人好みで、バランスも良い。息を吹き込みやすいフルートを使いたいという方に人気の高いモデル。