銀座本店 GINZA

頭部管

音色や音質など、フルートの個性に最も強い影響を与えるのは頭部管だと言っても過言ではありません。そこで皆様がいつも吹いているフルートにまったく別のメーカーの頭部管をつけてみてはいかがでしょうか。


フルートメーカーにおいて頭部管の製造は専門スタッフが行なっているところがほとんどであり、製作家は頭部管の形状やカットを絶えず研究し、レベルアップを図っています。 更に欧米にはたくさんのフルート工房がありますが、その中には頭部管を専門に製作している工房も大変多く存在しています。では何故そのような需要があるのでしょうか。
演奏家は絶えず自己の演奏を向上させようと努力し、楽器についても製作家側に多くの投げかけをしています。その中でも演奏家から発せられる頭部管についてのリクエストは大変大きなウェイトを占めています。
製作家たちは演奏家との接触を通じ、演奏家が求めている表現を実現するために独自の頭部管を製作しています。世界の一流の演奏家が頭部管製作家の頭部管を新たに買い求め、自己の演奏表現の更なる向上につなげているのです。
欧米では日本と比較できないくらい実に多くのフルーティストが頭部管を新たに選んでいます。頭部管を替えることによって「発音」「音色」を初めとするあらゆる変化を味わうことができるのです。
是非お試しください。


ARISTA (アリスタ)

アメリカ

世界中の主要オーケストラの有名なソリスト、教授陣、演奏家らに25年以上に渡って愛用されているアリスタの頭部管。力強さ、美しさ、カラフルさという音の3要素を1つのヘッドジョイントで表現。ラインアップはイギリスのフルーティストの多くが好んでいるL2スタイル、反応の速さと整ったアーティキュレーションを備えた美しく甘い音色が特長のTALLYスタイルの2タイプ。

EMANUEL (エマニュエル)

アメリカ

スタイルは、ルイロットをイメージしたLTタイプと、さらに個性を強くしたGAUBERT(G)タイプに代表される。他に明るめで軽い吹奏感の“I”、少しふくよかさが加わり音に色彩感を付けやすくした“L”、開放感のある高音域が最もモダンらしさを感じる“C”というラインアップ。 多くのメーカーが唄口の形状を変えて様々なスタイルの頭部管を製作しているが、エマニュエルはテーパーの形状も変化させているのがポイント。

TOMASI (トマジ)

オーストリア

「オーケストラでは柔らかさ、ソロでは華やかな音色が求められる傾向にある。現在はその両方を発揮できる頭部管が必要である」という観点からトマジは頭部管を製作。音の幅が広く、渋くて温かい響き。安定感と重厚感を備える。よく遠鳴りすることも特長の一つ。

LAFIN (ラファン)

ドイツ

明るく重厚という両面の音色を兼ね備えた頭部管。音色の変化がつけやすく、音の立ちあがりも早い。鳴らすポイントも広く、すべての面で平均点が高いのが特長。特に低音域での安定感は抜群で広い跳躍でもポイントをつかみやすい。プレイヤーの要求に対しても柔軟に反応することが可能。

MANCKE(マンケ)

ドイツ

ドイツのフルートが本来備えている中身の濃い豊かな音色。これを基に現代的な力強さと輝きのある響きをプラスすることに成功したといえるのがこの頭部管。男性的な響きながら繊細さも併せ持っている。

McLAUCHLAN (マクラクラン)

イギリス

明るい響きで、程良いシャーリング音を含む華やかな響きが特長。音の陰影がつけやすく、機能性も高い。ライザーの角度を変化させた3種類のタイプがあり、好みに合わせて抵抗感と音色の違いを選ぶことができる。

Hernandez (ヘルナンデス)

アルゼンチン

木製のフルート頭部管の製作家であると同時にトラヴェルソの製作家でもある。木製頭部管を必要とする奏者を確実に満足させる密度の濃い響きとトラヴェルソ(古楽器)の製作で培われた反応の良さ、軽やかさが活かされた頭部管。