山野楽器

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風街に連れてって! (通常盤)CD
(V.A.)

  • 風街に連れてって!

風街に連れてって!

  • アルバム
  • CD
発売日: 2021-07-14
レーベル: 日本コロムビア(株)
商品コード:COCP-41453
Code:4549767124759
フォーマット:CD

販売価格: ¥3,300(税込)

ポイント:30ポイント
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仕様

組数:1

収録内容

Disc.1 [CD]
曲名 試聴 クレジット
(1) 夏色のおもいで

歌:吉岡聖恵
作詞:松本隆
作曲:財津和夫
編曲:亀田誠治/三宅彰
(2) 君は天然色

歌:川崎鷹也
作詞:松本隆
作曲:大瀧詠一
編曲:亀田誠治
(3) SWEET MEMORIES

歌:幾田りら
作詞:松本隆
作曲:大村雅朗
編曲:亀田誠治
(4) SEPTEMBER

歌:宮本浩次
作詞:松本隆
作曲:林哲司
編曲:亀田誠治
(5) Woman“Wの悲劇”より

歌:池田エライザ
作詞:松本隆
作曲:呉田軽穂
編曲:亀田誠治
(6) セクシャルバイオレットNo.1

歌と演奏:B’z
作詞:松本隆
作曲:筒美京平
編曲:亀田誠治
(7) スローなブギにしてくれ (I want you)

歌と演奏:GLIM SPANKY
作詞:松本隆
作曲:南佳孝
編曲:亀田誠治
(8) キャンディ

歌:三浦大知
作詞:松本隆
作曲:原田真二
編曲:亀田誠治
(9) 風の谷のナウシカ

歌:Daoko
作詞:松本隆
作曲:細野晴臣
編曲:亀田誠治
(10) ルビーの指環

歌:横山剣
作詞:松本隆
作曲:寺尾聰
編曲:亀田誠治
(11) 風をあつめて

歌:MAYU/manaka/アサヒ
作詞:松本隆
作曲:細野晴臣
編曲:亀田誠治/吉田圭介
収録時間:00:47:01

スタッフのコメント

松本 隆さんコメント

今回のトリビュート・アルバム『風街に連れてって!』は、僕が作詞家になって50 年、その区切りでもあり、半世紀を生き延びた僕のサバイバルの歴史でもある。
こんなに長く続けるつもりはもちろんなかった。違う道を見つけようと、小説を書いたり映画を撮ったりもしたけれど、どれも「歌を作ること」の魅力にはかなわなかった。
ヒット曲を書いている、という意識はなく、いい詞を書くことだけが僕のスタンスだった。いい詞を書くためには売れないと出し続けられない。だからヒット曲はあくまで結果に過ぎないけれど、一方で僕の書いたアルバム の 1 曲だったり B 面の詞を、みんなが知っていてくれることが多い。「風をあつめて」もアルバムの 1 曲だったし、「制服」は B面の曲だった。普通は埋もれてしまいそうな歌をみんなが長い年月愛してくれる、そんな作詞家は珍しいんじゃないかな。
50 年の間にはいろいろな出会いと別れ、そして再会があった。長く付き合ったアーティストともいつかは離れる時がある。それは当然のことで、最後まで付き合ってしまうと、一緒に消えてしまうこともあるからね。昔、ハワイの海岸で、 5 階建てのビルほどの高い波をサーファーが乗り越えていくのを見ていた ことがあるんだけど、あるところで膝を落としてクルッと 180 度方向転換して、また沖に向かって手で漕ぎ出していく。岸まで着いてしまうとサーフィンは終わるけど、自分の意志でコントロールしながら波に向かうと、身体は水に濡れず、高波にもみくちゃにされずに、いつまでも波に乗っていられるんだ。その光景は、僕が仕事を続けていくうえで、すごく勉強になった。
これまで何枚もトリビュート・アルバムが出ているけれど、今回のアルバムの大きな特徴はヴォーカリストが若いこと。そして大御所のアーティストも含め、みんなが言葉を大事に歌って くれていることが嬉しかった。何より、プロデューサーの亀田誠治くんが、このアルバム全体をバンドサウンドに統一して、まるでひとつのバンドで、 11 人のヴォーカリストが歌っているように作り上げてくれた。その結果、作曲家はほぼ全部違うのに、トータリティが生まれていて、そこに亀田くんの愛を感じる。亀田くんは今回のアルバムのほとんどの曲でベースを弾いているけれど、これがとても上手い。特に「 Woman "W の悲劇より"」のベースを聴けば、彼が素晴らしいベーシストでもあることを実感できると思う。
タイトルの「風街に連れてって !」は、今回の選曲を聴いて僕が付けた。「!」があることで、どこか女の子の切実な思いが感じられるんじゃないかな。そして、選ばれた曲のなかには、はっぴいえんど時代の「風をあつめて」と、チューリップに書いた「夏色のおもいで」がある。「風をあつめて」は僕の永遠のテーマである“風街“の原点。「夏色のおもいで」は、はっぴいえんどを解散して、作詞家として再スタートを切った最初の曲だった。依頼されたときは、ヒットさせるための詞をどう書けばいいのかわからず、手探りで作った。これは偶然の符号だけど、「君をさらってゆく風になりた い」というフレーズは、「風街に連れてって!」と願う女の子の気持ちに対してのアンサーになっているんだ。アルバムを通して聴いた時に、そうか、自分はこうして日本中の「君」をさらっていく風になれたんだ、と感慨深いものがあった。このアルバムを通して聴くと、はっぴいえんどから「夏色のおもいで」に続く道のりの先に僕の 50 年があり、そこに本当の「風街」が見えてくるはずだ。

松本 隆

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