ヴァイオリン VIOLIN

主要ブランド
ヴァイオリン 主要ブランド BRAND

モラッシーとビッソロッティ(新作イタリアンヴァイオリン)

現代クレモナにおいて、頭角を現したジョバッタ・モラッシーとフランチェスコ・ビッソロッティ。
モラッシーが力強く骨太の正統派イタリアンであるのに対し、ビッソロッティは繊細で知的、現代風な作りが特徴であるということができます。ジョバッタ・モラッシーとフランチェスコ・ビッソロッティが第一世代とすると現在製作界をリードしているのはその息子や弟子たち、第二世代と呼ばれる製作者たちです。
G・B・モラッシーの息子であるシメオーネ・モラッシー、F・ビッソロッティの息子、マルコ・V・ビッソロッティ、そして巨匠プリーモ・ピストーニ、ニコラ・ラッザリ、マルチェロ・イーヴェなどがあげられます。

モラッシーファミリー(新作イタリアンヴァイオリン)

大マエストロ、ジョバッタ・モラッシーを親方にファミリーが形成されています。クレモナの伝統的ヴァイオリンという枠組みを守りつつ、その中でいかに個性を発揮できるかを重要視しています。
息子シメオーネ・モラッシー、甥のジョヴァンニ・バッティスタ・モラッシー、P・ピストーニ、ニコラ・ラッザリの直弟子の他、モラッシーに直接指導を受け大きく成功した製作者としては、イーヴェ、D・F・ラッザリ、ポルタンティ、ダッラコスタ、アクイリーノ、アジナーリ、ボディーニなどがあげられます。
またシメオーネやラッザリの弟子として台頭してきたのがフィオレンティーニ、メンタ。フルチーニ、フェンディッロ、トラッツィなどの若き製作者たちです。

ビッソロッティファミリー(新作イタリアンヴァイオリン)

大マエストロ、フランチェスコ・ビッソロッティを親方にファミリーが形成されています。繊細で知的、現代的な作りが特徴。その製作ポリシーは非常に厳格でありストラディヴァリの時代から踏襲されるクレモナ伝統の精度の高い技術を守り続けています。
フランチェスコの4人の息子、マルコ・ヴィニーチョ、マウリッツィオ、ヴィンチェンツォ、(故)ティッツィアーノはそれぞれ優秀な製作者になりました。また最高の技術を持つとされるロレンツォ・カッシ、ピエロ・ヴィルディス、エリーザ・ガボアルディも同門として強い絆で結ばれています。現在ではモラッシーと知名度を二分するイタリア・クレモナを代表するファミリーとなっています。

ドイツ製ヴァイオリン

ドイツでは優秀な製作工房が多く、17世紀初頭にイタリアからヴァイオリン製作が伝わったとされるドイツには、大規模なギルドを形成し、たくさんのバイオリンを製作するマイスターが存在しました。
その中でもヴァイオリン製作における大都市であるザクセン地方のマルクノイキルヘンやフランケン地方のブーベンロイトという都市にはたくさんの有名な工房が存在し、ドイツの伝統的なバイオリン製作法や技術は優秀なマイスター達に受け継がれています。
代表的なブランドとしては、ギュンター・ローベ、クラウス・クレメント、ハーゲン・ヴァイゼ、R・レオンハルト、T・シュトア、A・プレル、ハインリッヒ・ギル、L・ゼムリンガー、カール・ヘフナーなどがあげられます。

フランス製ヴァイオリン

フランス、ミルクールを中心に工房がありますが、数は多くはありません。フランス製は1800年代に製作されたフレンチオールドと呼ばれるヴァイオリンが多く取引されており、新作は少なくなっています。
代表的なブランドはオーベル・リューテリエで、駒のブランドとしても世界的に有名です。

ヨーロッパ製ヴァイオリン

ドイツ、フランス以外でもヨーロッパは弦楽器製作は盛んであり、国を代表する人気ブランドも多く存在します。
人気ブランドとしては次のブランドです。
ベルギーのパスカル・ギリス、アンリ・デリル、ピエール・マルセル。
ハンガリーのフェレンツ・ベラ・バーチ、ヤノス・ザッハ、B・アコス。ポーランドのボーバックなど。
またルーマニアやチェコなども弦楽器製作は盛んです。

中国製ヴァイオリン

近年ではヴァイオリン生産量第一位の国は、中国です。
最近では、その技術は高くなってきており、大部分の工程を中国にて製造し、最終工程のみを別の国で行うこともよくあります。低価格帯ではほとんどが中国製が中心となります。
代表的なブランドとしてはGEWA(ゲバ)、イーストマンです。またヨーロッパのブランドでも低価格帯は中国に生産を依頼しているブランドも多くなってきています。

日本製ヴァイオリン

日本製のヴァイオリンは細部まで丁寧に仕上げられている点が魅力的です。代表的なブランドはピグマリウスやSUZUKIなどです。