トランペット TRUMPET

リペア / メンテナンス
トランペットのお手入れ CARE

管内の水分を抜き、クロスで汚れを拭き取る

演奏すると管内には水分が溜まってきます。この水分をそのままにしていると管内が腐食する原因となります。ピストンを押し1番~3番抜差管を抜き、しっかりと水分を抜き取ってください。主管抜差管のウォーターキィからも水分を抜いてください。また主管抜差管とマウスパイプには専用のスワブを通すことができます。こまめにスワブを通すことで、管内の汚れが固着せず腐食の防止にもなります。
ケースに片付ける前に楽器の表面を軽くクロスで拭いてください。汗やほこりなどを拭き取ることで、くすみにくくきれいな状態を長く保てます。

バルブオイルの注油

バルブオイルはピストンバルブをスムーズに動かすための潤滑油です。オイルが切れている状態で使用しているとピストンが摩耗しやすく汚れなどが溜まっているとピストンが傷つく恐れがあり、動きが悪くなる原因となります。バルブケーシングの笠のネジを回し、ピストンを回さないように途中までまっすぐ引き上げ、バルブオイルを2、3滴垂らします。まっすぐ戻し笠のネジを締めます。バルブオイルをなじませるため2、3回ピストンを上下させてください。

スライドグリスとチューニングスライドオイル

スライドグリスは主に主管抜差管と第2抜差管に使用し、チューニングスライドオイルは第1、第3抜差管に使用します。第1、第3抜差管は演奏中に音程をコントロールするためにスムーズな動きが必要となるのでスライドグリスより粘度の低いチューニングスライドオイルを使用します。一週間に一度程度、または動きに違和感を感じた際など定期的に塗るようにしてください。また、塗りなおす際は一度拭き取ってから塗ることでより効果が得られます。

山野楽器をサポートする
専門修理工房のご紹介
REPAIR WORKSHOP

ブレーザーシュトラッセ

「ブレーザーシュトラッセ」は「ラッパ吹き通り」の意味で、金管楽器の修理を得意としています。その中でもホルンに関しては、ヨーロッパの伝統ある工房での修行経験もあり、技術者自身もホルン奏者であることから多くのプロプレイヤーの支持を得ています。

羽賀管楽器修理工房

多くのプロプレイヤーが足しげく通う東京で三代続いている修理工房。代々受け継がれた職人技でどんな困難な修理にも対応していただけます。特に金管楽器の調整、オーバーホール、改造に関しては高い評価を得ています。