トロンボーン TROMBONE

リペア / メンテナンス
トロンボーンのお手入れ CARE

【演奏前】

・スライド中管の汚れや水分を取り、先端のストッキング部分(少しふくらんだ所)にスライドクリームまたはスライドオイルを適量塗り、ウォータースプレーで水分を吹きつけます。
スライド外管と中管を組み立て、何回かスライドさせて、クリームまたはオイルを十分に伸ばし馴染ませます。

【演奏後】

・ウォーターキィを押し、管体内の水分を抜きます。クリーニングロットにガーゼを金属部分が出ないように巻きつけ、スライドの外管と内管を掃除し水分を拭き取ります。ガーゼが緩まないように、同じ方向に回し続けながら掃除をします。(スライド外管の内面は専用スワブを使用することもできます。)
・主管抜差やF抜差の内部も専用スワブで水分をふき取ることで、腐食や汚れの予防ができます。
・楽器表面を柔らかいクロスで拭きます。管体に付着したオイルや指紋は、ラッカー剥がれや変色の原因となります。

<ロータリーのお手入れ>

各オイルをロータリー部分に注します。注油後はロータリーレバーを数回動かし馴染ませます。
・ローターオイル…スライドレシーバー側から注します。
・ロータースピンドルオイル…ローターロータリーキャップを外し、ロータリー中央と回転軸部分に注します。
レバーオイル…ロータリーレバーのバネと軸受部分に注します。


<抜差管のお手入れ>

・クリーニングロッドに金属部が露出しないようにポリシングガーゼを手元まで巻付け、抜差中管、外管の内側の汚れを取ります。クリーニングロッドを抜くとき、ガーゼが管内に残らないように注意しましょう。
・抜差中管の表面の汚れをガーゼでふきとってから、スライドグリスを少量塗ります(スライドグリスは抜差管用です。スライドには塗らないでください)。グリスが全体にゆきわたるように何回かスライドさせます。
このとき、硬いスティックのタイプのグリスは塗ったときに伸びが少ないため、まんべんなく膜状に塗れないことがあります。そうすると乾いた感じになりやすいので、乾燥が気になるときは、軟らかいタイプのスライドグリス(軟)を指でしっかり全体に塗り伸ばしてみてください。

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