ピッコロ PICCOLO

リペア / メンテナンス
ピッコロのお手入れ CARE

ピッコロで最も注意したいのが木の割れです。管に水分が残ったままだと割れが起こる原因となります。またフルート同様パッド(タンポ)のペタつきや消耗を早める原因となります。まずは管の中の水分を取り除きましょう。ピッコロは管内が非常に細いため、ガーゼなどが詰まりやすくなります。ガーゼは細く切って使用しましょう。掃除棒を先端からでなく、掃除棒の末端部分を先に通し、スワブの容量で最後にガーゼが通るように使用すると全体にガーゼが通りやすくなります。現在は、すでにインナーが装備されているものや、先端から入れて最後まで水分を取り切れるようなロングタイプの掃除棒まででています。

キィの部分はクロスで指紋を拭きとりましょう。

管体部分の木が乾燥するのを防ぐため、時々片づける際に管体に植物性(アーモンドオイルや市販のベビーオイルでもOK)のオイルを塗ることをお勧めします。その際に、パッドにオイルが付着しないよう、注意して塗ってください。また、購入して間もなかったり、長期間吹いていなかったピッコロを急に長時間吹いてしまうと、木に負担がかかり、割れを起こしてしまう原因となります。時間を短く留め、徐々に慣らしていくようにしましょう。

ジョイント部分が固い場合は、無理に抜き差しをするとキィやパイプを握ってしまい、ゆがみの原因になってしまうことがあります。ジョイントコルクにコルクグリスを塗り、指で薄く伸ばしましょう。ジョイントコルクは消耗品なので、徐々に緩くなってしまったり、膨張してきつくなったりすることがあります。その場合は、リペアマンにコルクの巻きなおしをしてもらいましょう。

山野楽器をサポートする
専門修理工房のご紹介
REPAIR WORKSHOP

金井 敬一(フルート専任)

国内有名メーカーでのフルート製作及び、ボストン有名メーカーの日本国内技術者としてフルート製作からリペアまで従事。現在は独立しリペア専門工房を構える。最新フルートからオールドまでそのリペア技術の高さには定評がある。

中野 健史(フルート専任)

楽器総合メーカーにて、ハンドメイドフルートの製造に携わり、その後フルート専門メーカーにて研鑽を積む。ハンドメイドフルートの製作技術を持つ中野氏だからこその視点で、お客様の大事な楽器を万全な状態にします。