フルート FLUTE

NAGAHARA(ナガハラ)のご案内

NAGAHARA(ナガハラ)

最近では、フルート界の巨匠サー・ジェイムズ・ゴールウェイ氏が愛用していることでも有名なナガハラフルート。

製作者は、日本人である永原完一。彼が構える工房はアメリカのボストンにあります。日本で9年間フルート製作に携わる中で、アメリカのハンドメイドフルートの製作工程が日本のフルートの製作工程と大きく違うことに気づいたことがきっかけで渡米。

“一人の職人が責任を持って一本を仕上げる”というアメリカのハンドメイドスタイルを守りながら、日本人の繊細さや感性が融合されたフルートを作り続けています。

伝統的なハンドメイドフルート製法を伝える地「ボストン」

日本のフルート製作技術は今や世界のトップレベルにありますが、それはかつて欧米のフルートから多くを学んだことによって始まりました。しかし実際に製作技術を海外へ行って学んだ人はほとんどいませんでした。

1977年から日本国内のメーカーでフルート製作にあたっていた永原完一氏は、1987年に渡米。目的地はボストン。
ボストンへ渡った理由は、世界最高と言われているアメリカハンドメイドフルートの製作技術の一部が、どうしても分からなかったから。「西洋の人が尺八や竜笛を作ろうとするなら日本に来て勉強するのが一番と言えるように、フルートも西洋で勉強すべきもの」。そしてボストンのフルートメーカーでのフルート製作を経て、1991年独立。「日本人ならでは」とも言える、高水準のフルート製作技術と安心感、そして歴史ある「ボストン」の地で身につけたフルート製作の伝統。融合された技術と伝統は、ハンドメイドフルートにおける「革新」へと道を拓きました。

1991年、アメリカのハンドメイドフルートが持つスタイルの美しさや機能的な素晴らしさと日本のフルートが持つ安定性や信頼性といったそれぞれの良さを統合させ、他に類のないナガハラフルートが誕生しました。

一人の職人が責任を持って、一本を仕上げるというアメリカのハンドメイドスタイル。ボストンの伝統を守りながら、日本人の繊細さや感性を活かすことで、それぞれの良さを融合させているのがナガハラフルートです。

「フルートは、奏者が安心して演奏に集中できるものでなければならない」。ナガハラフルートは、自由な表現をしたいという世界中のプレイヤーの声に応えています。

永原 完一

1977年、三響フルートに入社。故久蔵菊雄氏の一番弟子としてフルート製作(専ら頭部管)に携わる。86年3月に退社。翌87年11月渡米。リリアン・バーカート氏と共に「パウエルピッコロ」の製作にあたる(#7350~8254の内の約150本を製作)。その後パウエルを独立したリリアン・バーカート氏と共にバーカートヘッドジョイント、バーカートピッコロを世に送り出す。 91年ボストン郊外に工房を構えて「ナガハラフルート」として単身独立。

ナガハラ オリジナル仕様

Nagahara Thumb Key

サムキィ(左手親指キィ)は、奏者からの負荷が強くかかるためガタが出やすい部分です。また通常のメカニズムではパイプが短く、発生したガタを取るのが大変困難です。ナガハラサムキィはガタを発生しにくくするとともに、ガタ発生後の修正を容易にしたオリジナルメカニズムで、すべてのモデルに標準装備されています。

Nagahara Pinless Mechanism

左手ピンレスメカニズムはキィを動かすことで生じる摩擦を軽減させ、滑らかな動きを可能にした設計。これによりメカニズムの性能がアップし、レスポンスの良さを実現しました。

Nagahara Wearless Mechanism

キィの安定性を保つメカニズム。円形のプラスチックをメカニズムに差し込むことでキィの摩擦と雑音を減らし、長期間に渡ってより滑らかな動きを可能にします。 
TypeI:ベーシック(16箇所) 
TypeII:スタンダード(24箇所) 
TypeIII:コンプリート(全箇所)

Extended-Lip Riser

ナガハラフルートが独自で開発したナガハラライザー。ライザーの材質をリッププレートの一部まで広げることで、リッププレート全体がライザーの材質であるのと同様の効果が得られます。

TRIAD V3 Pads

フルートのパッドは湿度による変化や音響への影響などが考慮され、日々改良が進められています。新素材を使用したTRIAD V3パッドは、湿気耐性に優れるとともに、優れた音響特性を備え滑らかな吹奏感を実現しました。

Galway Locking Crown

ジェームズ・ゴールウェイ氏との協議によって生まれたクラウン。通常一体となっているクラウンの「TOP」と「Base」を2つに分割した形状で構成され、「Base」は異なる重さの中からの選択が可能です。独自の設計により、クラウンが緩むことで発生する雑音を排除。音の安定性、中低音域の抜け、イントネーションの向上、高音粋におけるピアニッシモの発音、重厚感のある響きといった様々な効果が得られます。金属頭部管のすべてにライトベースのゴールウェイロッキングクラウンが標準装備されています。
ベース
ライトベース、ミディアムベース、ヘビーベース、 エクストラヘビー ベース
材質
シルバー、シルバー・14Kゴールドリング、14Kゴールド

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