クラシックギター

クラシックギターとは、現在は、ナイロン弦を1弦~3弦に張って、4弦~6弦にシルバーの色の巻弦を張ったギターで、主にクラシック音楽を演奏するためのものです。その昔「ナイロン」が発明される前は、羊の腸からつくられる「ガット」を張っていたので、今でも「ガットギター」と呼ばれることもあります。現在のクラシックギターの用途は、クラシック音楽以外で、ボサノバ、演歌などに使用されるケースもあります。

クラシックギターの種類 CATEGORIES

見た目はどれを見てもあまり変わりは無く、表の板に使用されている材料、横、裏板に使用されている材料の違いが大きなポイントです。あと、左手の指の長さにより、「スケール」=竿の一部の長さが違うものがあります。ご自分の手の大きさにあうギターを選ぶことが大事です。

量産品

・3万~15万位までのギター。表板は単板で、横、裏板は合板。初心者、学生のギタークラブの方におすすめです。
・表の板が「松」か「杉」で出てくる音色に違いが生じます。「松」は明るい、はっきりとした音色が特徴です。「杉」は甘い音色で松のギターと比べると比較的大きな音量を得ることができます。
・ギター選びの際に材料の次に必ず確認することは、「ご自分の手にあうギター」を探すことです。ご自分の手のサイズの計り方は「左手の手のひらを自分に向けて、できる限り拡げてください。人差し指の左上から小指の右上までの長さを測ってください。15センチあれば標準スケール(650ミリ)のギターで演奏可能です。14センチの場合は640ミリショートスケールという具合に、1センチづつ短くなります。また、今度は手のひらを自分に向けて指をそろえてみてみてください。薬指の第一関節に対して、小指の長さを見てください。小指が薬指の第一関節より短い場合は、先ほどの測り方に短い分をマイナスして、ご自分にあうギターを探してください。

国産手工品

・3万~15万位までのギター。個人の製作家が工房もしくは工場で製作しているギターで、表、横、裏板すべて「単板」で製作されております。プロギタリストが使用するギターもおおよそこの構造になっております。
・製作家の考え方、技術により作品の内容は異なります。現在表板の構造は、伝統的な扇方の構造と格子状に力木を並べたもの(ラティス構造)と、板を2枚重ねてサンドイッチ上にした、「ダブルトップ構造」の3種類に大きく分かれます。
・海外の有名プロギタリストではジョン・ウイリアムスがダブルトップのギターを使用したり、アナ・ビドビッチがラティス構造のギターを使用したりするため、日本のアマチュアギタリストも、同様の音を求めて購入されるケースも多く見られます。
・国産手工品の場合多くは伝統的な構造で製作されております。

海外手工品

・3万~15万位までのギター。製作家の個性が音によく表われるため、アマチュアギター愛好家でも、「その音」を求めて、数百万のギターを所有する人も決して珍しくはありません。
・構造は国産手工品と同じです。特に海外の作品は伝統を打破しようとする製作家が多いため、「ラティス構造」「ダブルとトップ構造」で製作されたギターは多く見られます。特徴は「大きな音量がでる」という事です。

クラシックギターについて ABOUT

クラシックギターの仕組み

クラシックギターは主に表、横、裏板によりボディが形成されます。表と裏板は2枚の板を中心で張り合わせで作り、横板は熱で曲げることで、形を作ります。左手の弦を押さえる部分は「ネック」と言います。弦を張り、音を合わせる為のものは「糸巻」と呼ばれており、練習をするたびに「音を合わせる」=チューニングする必要があります。また、弦は演奏していると人の汗などで消耗、劣化するため、1~2か月に1回はすべて交換する必要があります。

お手入れについて

・毎日の練習が終わりましたら、弦を緩めてください。
・ボディーとネックを専用の布でふいてください。
ボディーの汚れがひどい場合はポリっシュを使用してください。その際、ご自分のギターの塗装の種類を必ず確認してから、ポリシュを使用してください。塗装にあわないポリッシュを使用すると、塗装が変化して元に戻らないことがあります。
・練習する場合は、温度、湿度に注意をしてください。

弦は1~2か月に一度は6本すべて交換してください。