クラリネット CLARINET

リペア / メンテナンス
クラリネットのお手入れ CARE

購入後、最初の1か月は 1日30分程度の演奏にし、徐々に慣らしてください。新品の楽器はまだ水分に慣れていないので、急に長時間吹き過ぎてしまうと、楽器に大きな負担をかけ、膨張や割れの原因となります。
演奏前、楽器が冷えている場合は、手で包むなどして外側から温めてから吹き始めましょう。管内に息を吹き込んで温めることは、管体の外側と内側の温度に差を生じさせてしまい、割れを誘発するので逆効果です。

演奏中や演奏後はスワブ(掃除布)を通しましょう。演奏中、スワブを15分に1度程度通すと、水分によるトラブル(ジョイント部の膨張や管体の割れなど)はかなりの確率で防ぐことができます。
余裕があれば演奏中でもいったん楽器を分解し、ジョイント部に溜まった水分をしっかり拭き取りましょう。
スワブで取りきれない水分は、クリーニングペーパーを使い除去します。
水分をそのままにしておくと、タンポであれば変色や劣化が進みますし、木部及びコルクであれば、吸水して膨張し、楽器を組み立てられなくなったり、つないだまま外せなくなってしまうこともあります。

一部のブランドのマウスピースには、銀メッキされたキィやリガチャー、キャップなどを黒く変色させてしまうという避けられない性質を持つものがあります。このため、マウスピースを楽器ケース内に入れてしまうと、手の届かないような奥の方まで変色してしまいます。
元の状態にするにはメカをバラバラに外すなど、手間と時間を要する作業となり、費用も発生します。演奏時以外は、マウスピースを楽器とは別に保管されることをおすすめいたします。