ヤマノビッグバンドジャズコンテストについて YBBJCの歴史/データ 過去の出場者からのコメント お薦めCD/イベント 重要なお知らせ/Staff Room

 1980年代
相楽 賢哉 (Tb)
明治大学 ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ OB
1986年 第17回大会 出場 (敢闘賞受賞)
1987年 第18回大会 出場
1988年 第19回大会 出場 (審査員賞受賞)
Fun Brothers' Workshop Leader & Musical Director 
(第35回大会寄稿)

コンテストをもっとグルーヴさせよう!

 35回目のコンテスト開催、本当におめでとうございます!!
 僕は10年以上前ですがコンテストには4回出ています。2年前にファンブラ(Fun Brothers’ Workshop)として久しぶりにこのコンテストにゲストとして出演させてもらったときは、とても嬉しかったし、このコンテストに集まる学生のみなさまの底なしのパワーをあらためて感じました。
  僕の出身バンドの明治大学BSSOはこのコンテストでも数多くの結果を残していて、OBとしても嬉しい限りです。しかし、僕が3年のときコンマスをやっていたコンテストでは、音作りにすごく悩み、結果も出せませんでした。4年の後半になってだいぶ考えがすっきりしてきましたが、ビッグバンドの音作りはとても奥が深いですね。
  3年の時の苦悩を今になって振り返ると、山野のコンテストに向けて時間も沢山あり、たくさん悩む時間もあって、細かいところまでいろいろなことが出来るのだけれど、これが反面、全体の音楽を細かく切り刻んでしまうことになって、グルーヴが出にくくなってしまっていたような気がします。これは、2年前にファンブラでのゲスト出演という形で久しぶりにこのコンテストに戻ってきて、学生のみなさまの音をあらためて聴いてみてあらためて感じました。細かいところで「音」を組み立てるより、大きく捉えて「音楽」を創る、言葉どおり「音で楽しむ」ほうがいい音がでるな、ってことをあらためて認識した気がします。審査員の方も、自然とこの「音楽」に反応して点数をつけていて、結果に出ていると感じます。
  ビッグバンドって、個性と全体調和が融合していて、個人の技術や思いが、アンサンブルを通して一つになったときにとてつもないグルーヴを生み出す。ホント、これからの社会現象になるくらいの大きなポテンシャルを持っている音楽だと思います。
  個人で音楽表現力・演奏技術をとことん磨き、あとは、バンドでダイナミックに音楽を捉え、アンサンブルさせ、音楽を創る。バンドで細かく切り刻みそうになったら、練習をやめにして休もう!(笑)。そんな感じでコンテストにアプローチすると、楽しいし、出てくる音も迫力あってグルーヴしてくる気がします。
  これからのコンテストも楽しみにしています!!
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