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◆2011年9月7日発売 全50点 定価 各\1,800(税込) SHM-CD仕様
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| ハイドンの影響を受けてはいるが、若々しい気概に溢れ大胆な手法が随所に窺える第1番。表現の幅がいっそう広がり、ハイドンやモーツァルトのスタイルからの脱却を目指した意欲的な第2番。ベートーヴェンの初期の交響曲2曲を収録した一枚です。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーはドイツ・グラモフォンに交響曲全集を3回録音しましたが、これはその最後となった1984/85年の録音で、カラヤン晩年の円熟ぶりを明確に示した演奏となっています。 |
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| 従来の常識を打ち破る未曾有の大規模な交響曲として知られる、作曲家の激しい情熱が劇的に表現された第3番。小規模で愛らしいユーモアさえ感じさせる、古典的で優雅な第8番。カラヤンがベルリン・フィルハーモニーを指揮してドイツ・グラモフォンに録音した3回のなかで最後となったベートーヴェン交響曲全集からの一枚で、1984年に録音されました。精緻なアンサンブルによる磨き抜かれたオーケストラの響きの饗宴を存分にお楽しみください。 |
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| シューマンが「ギリシャの乙女」と評した、アポロ的ともいえる古典的な均整美を湛えた第4番。ワーグナーが「舞踏の神化」と形容した、ディオニソス的ともいえる生命力溢れる第7番。ベートーヴェンの対照的な性格の交響曲2曲を収録した一枚です。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーがドイツ・グラモフォンで3度完成させた交響曲全集の最後にあたる1983年の録音。カラヤンのベートーヴェン解釈の総決算ともいえる、美しく彫琢された円熟した演奏です。 |
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| 論理的な構造による交響曲史上屈指の名作第5番と、自然に対するのびやかな感情に彩られた牧歌的な第6番。ほぼ同時期に作曲されながら全く対照的な性格のベートーヴェンの交響曲の名作2曲を収録したアルバムです。カラヤンは手兵ベルリン・フィルハーモニーを指揮してドイツ・グラモフォンに交響曲全集を3回録音しましたが、この演奏は最後となった1982年の録音で、精緻にしてダイナミックなカラヤンのベートーヴェン解釈の究極を示しています。 |
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| わが国でも「第9」の呼称で広く親しまれている全人的な理念を音楽で表現したこのベートーヴェン畢生の大作は、独唱と合唱を終楽章に置いた革新的な作品です。カラヤンがベルリン・フィルハーモニーを指揮してドイツ・グラモフォンに3度完成させた交響曲全集の最後となった録音で、オーケストラの機能を最大限に発揮させ、精緻でありながら力感の漲る壮大なスケールで、カラヤンのベートーヴェン解釈の総決算といえる演奏を展開しています。 |
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| 色彩的な管弦楽法や劇的な表現形態によって、ロマン派を代表する交響曲として知られる《幻想》。いまや巨匠指揮者への階段を着実に歩み続けているチョン・ミュンフンがオーケストラから引き出す並々ならぬ色彩感や圧倒的な迫力は、この作品でその威力を最大限に発揮しています。彼がパリのバスティーユ歌劇場の音楽監督を務めていた時期に手兵のオーケストラを指揮して録音したアルバムで、2曲の序曲をフィルアップしています。 |
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| ブラームスの「田園交響曲」とも呼ばれる、晴朗な抒情性と豊かな楽想に溢れる第2番。限りない憧憬を秘めた第3楽章が映画『さよならをもう一度』で使われ広く知られるようになった、雄渾な楽想が印象的な第3番。巨匠カラヤンが手兵ベルリン・フィルハーモニーを指揮したこのアルバムは、計3回を数えるドイツ・グラモフォンへのブラームス交響曲全集の最後の録音からの一枚で、カラヤンが晩年に到達した円熟の境地を示した指揮ぶりが印象的です。 |
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| 作曲家晩年の特有な哀愁感としっとりとした美しさを存分に湛えた、内省的で諦観に満ちた枯淡の境地を示す第4交響曲。ブラームスがこの作品の構想を練り始めた頃と同年齢であった50歳のクライバーが、名門ウィーン・フィルハーモニーを指揮した演奏です。精妙に彫琢された響きや音楽の鼓動に加え色彩感や生命感が漲る確固たる構成に基づいた演奏で、極めて少ない彼の録音のなかでもひときわ輝きを放つ屈指の名盤です。 |
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| 静かな諦観に満ちたような崇高さが自然に表出され、宇宙的ともいえる峻厳さが高みへと飛翔するブルックナー最後の交響曲第9番。未完の作品ですが、内容的には極めて高い完成度を示しており、作曲家の言葉のとおりまさに神に捧げられた作品といえます。バーンスタインの指揮は作品への感情移入の濃厚なもので、ウィーン・フィルハーモニーもそれに応えて彫りの深い堂々たる風格を備えた感動的な演奏を繰り広げています。 |
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| ボヘミアの濃厚な郷土色がストレートに表現された独創的な第8番、アメリカ滞在中に祖国への郷愁をノスタルジックな旋律によって美しく謳い上げた第9番。ドヴォルザークの傑作交響曲2曲を、カラヤンとウィーン・フィルハーモニーによる演奏で聴くアルバムで、両曲とも1985年初頭の録音です。堅固な構成に基づいた力感の漲る雄弁にして壮麗な、巨匠円熟期の白熱した名演奏が繰り広げられており、聴く者に深い感銘を与えずにはおきません。 |
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| マーラーにしては比較的小編成のオーケストラを用いた、珍しく明るい雰囲気を湛えた第4交響曲は、童話的な世界を描いた作品です。楽譜を正しく読み込み、全体の構成が理想的なバランスを示すアバドの解釈は実に見事なもので、新鮮な感覚に満ち溢れた演奏となっています。またフレミングの名唱も特筆に値するものです。1999年に開始したアバドとベルリン・フィルハーモニーによる交響曲シリーズからの一枚で、ベルクの歌曲集をフィルアップしています。 |
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| 古城から霊感を得たほの暗いトーンに彩られた《スコットランド》、眩いまでに溌剌とした晴朗で快活な曲想の《イタリア》。アバドとロンドン交響楽団によるメンデルスゾーン交響曲全集からのベスト・カップリング盤です。鋭敏なリズム感とイタリア人ならではの豊かな歌心を備えたアバドによる、作品に対する共感と情熱が如実に伝わってくる演奏で、知性に裏打ちされた生彩のある明快な彼の表現は面目躍如たるものがあります。《フィンガルの洞窟》をカップリング。 |
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| 哀愁を帯びた旋律が古典美の極致を示す、悲愴なパトスを湛え劇的緊張に満ちた第40番。晴朗で雄大な楽想が記念碑的な高みに立つ、古典的かつギリシャ的な造形美から標題が付された第41番。1980年代に制作されたバーンスタイン指揮のウィーン・フィルハーモニーによるモーツァルトの後期交響曲集からの一枚です。たっぷりとした響きによって濃厚に隈どりされた情緒や堂々とした構成感は、バーンスタインの面目躍如たるものといえます。 |
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| 大編成のオーケストラを駆使して、夜明けから日没までのアルプスの大自然の情景や登山するハイカーの目に映る風景を音楽によって見事に描写した《アルプス交響曲》。最も傑出した描写音楽のひとつと評されるとおり、一編の記録映画を見るかのようなリアルな風景描写は見事の一語に尽きます。ドイツの実力派の指揮者ティーレマンがウィーン・フィルハーモニーを指揮した豊かな音楽性溢れる演奏でお楽しみください。《ばらの騎士》組曲をカップリング。 |
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| 南フランスの牧歌的な風景のなかで繰り広げられる劇音楽から編纂した、馴染み深いメロディが次々に登場する《アルルの女》。情熱的なスペイン情緒を背景にした歌劇の名旋律を、独立したオーケストラ曲に再編した《カルメン》。色彩豊かな表現の生き生きとした生命力に溢れたビゼーの二大組曲を、カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの磨きのかかった演奏でお楽しみください。冴え渡った木管セクションの軽妙洒脱な歌いまわしも聴きものです。 |
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| ジャズの要素を採り入れたアメリカ・クラシック音楽の古典《ラプソディ・イン・ブルー》、メキシコを訪れたときの印象が綴られた《エル・サロン・メヒコ》、アパラチア地方の風物を親しみやすい民謡風の旋律で描いた《アパラチアの春》、簡潔な主題が対位法的に展開する《弦楽のためのアダージョ》、ヴォルテールの小節に基づくミュージカル《キャンディード》の序曲。バーンスタインが指揮した魅力溢れるアメリカ管弦楽名曲集です。 |
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| 文豪イプセンの戯曲による《ペール・ギュント》、バロック趣味の優雅な舞曲集《ホルベルク組曲》。瀕死の婦人の幻覚に基づく《悲しきワルツ》、トゥオネラ河に浮かぶ美しい白鳥を描いた《トゥオネラの白鳥》、圧政に苦しむ国民の反抗と祖国への讃美を謳い上げた《フィンランディア》。グリーグとシベリウスという北欧の二大作曲家の管弦楽の名作集です。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの豊かで彫りの深い演奏は、聴く者を抒情と感動の世界に誘います。 |
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| 太陽系の7つの星をギリシャ神話の神々に見立てて、大宇宙への果てしない夢とロマンを描いたホルストの《惑星》。カラヤンはこの作品がまだ今日のようなポピュラリティを獲得していなかった1960年代の初頭に初録音し、作品の真価を広く世に知らしめました。それから20年余を経て行われたこのデジタル録音は、力強い荘厳な響きや色彩感溢れる輝かしいサウンドによる極めてダイナミックな演奏を万全といえるまでに再現しています。 |
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| 友人の遺作展に着想を得て作曲された《展覧会の絵》はピアノ組曲ですが、ラヴェルによる管弦楽技法の粋をこらした編曲でさらに人気曲となりました。このアルバムはオリジナルのピアノ版とラヴェル編曲のオーケストラ版を聴き比べる一枚です。管弦楽版のアバトとベルリン・フィルハーモニーの演奏はめくるめく音の世界を引き出しています。一方、原典版のウゴルスキのピアノは編曲にひけをとらない多彩な音色でダイナミックな演奏を繰り広げています。 |
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| 2つの旋律を繰り返して圧倒的なクライマックスを築き上げる《ボレロ》、スペインの民族的なリズムでエキゾティックな香気を漂わせる《スペイン狂詩曲》、洗練の極致ともいえる端正なスタイルの《マ・メール・ロワ》、優美な宮廷舞曲を効果的に用いた《パヴァーヌ》。精緻で卓越したオーケストラ書法とラテン的で明晰な作風で知られるラヴェルの名作選です。アバドとロンドン交響楽団による硬質で透明感のある響きによる輝くような演奏でお聴きください。 |
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| ウィーンの伝統と風土によって育まれ、ウィンナ・ワルツやポルカの名作を数多く作曲して「ワルツ王」と呼ばれているシュトラウス?世。彼のワルツやポルカをはじめ、シュトラウス・ファミリーの名作10曲をカップリングした一枚です。オーストリア生まれのカラヤンが指揮するウィンナ・ワルツの素晴らしさは1987年の「ニューイヤー・コンサート」で改めて実証されました。このアルバムは彼が手兵ベルリン・フィルハーモニーを指揮した録音のベスト・チョイス盤です。 |
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| ニーチェに題材を得た大編成のオーケストラを縦横無尽に駆使した《ツァラトゥストラかく語りき》は、壮麗な開始部分が映画『2001年宇宙の旅』に使用されて広く知られるようになりました。ドイツ・ロマン派の最後の巨匠の傑作として知られるR.シュトラウスの3曲の交響詩をカラヤンが完璧に再現したこのアルバムでは、豊饒で表現的なこれらの作品を細部にわたって生き生きとした描写しつつ、同時に極めてダイナミックな演奏を展開しています。 |
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| 1913年、ロシア・バレエ団の委嘱による《春の祭典》がパリのシャンゼリゼ劇場で初演されて伝説的な一大スキャンダルを巻き起こしたことは、音楽史上あまりにも有名なエピソードです。従来の音楽語法をくつがえし、刺激的なリズムによって生み出された異教徒の祭典を描いたこの斬新な作品を、ブーレーズが驚異的ともいえる響きで再現、作品の「斬新さ」を改めて聴く者に問いかけてくるかのようです。《ペトルーシュカ》の原典版をカップリングしています。 |
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| トルコとの戦争でスラヴ民族を鼓舞するために作曲された《スラヴ行進曲》、シェイクスピアの名作戯曲を巧みに音楽化した《ロメオとジュリエット》、ナポレオンのロシア侵攻と敗退を忠実に描写した《1812年》。チャイコフスキーのオーケストラの名作を、アバドとベルリン・フィルハーモニーの演奏で収録した一枚です。アバドは作品の持つ民族的色彩感や独特のリズム語法を明快に表現し、チャイコフスキーの作品に内在する独特の魅力を見事に表出しています。 |
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| 中世の説話によって愛の本質を追求した《タンホイザー》、職匠芸術家の生活を舞台に民衆的な活力を描いた《マイスタージンガー》、中世の叙事詩に基づいて騎士と王女の悲恋を描いた《トルスタンとイゾルデ》。ドイツ音楽の神髄ともいえるワーグナーの華麗で重厚な響きや官能的な描写による管弦楽名作集です。カラヤンとベルリン・フィルハーモニーの精緻に磨き込まれた表現や壮大なスケールの演奏は、ワーグナー演奏史に新たなページを刻みました。 |
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| 優美な旋律と柔和な表現が忘れがたい印象を残す第4番と、壮大な規模や豪華絢爛たる演奏効果を備えた第5番。ポリーニとアバド指揮ベルリン・フィルハーモニーによる演奏会のライヴ録音で、ベートーヴェンのピアノ協奏曲の名作2曲を収録しています。磨き抜かれた強靭なポリーニのピアノは、細部では精緻の限りを尽くし洗練度も極限まで高められています。ときには柔らかく、ときには力強く万全のサポートをするアバドとベルリン・フィルも特筆に値します。 |
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| 交響曲のような曲想の、重厚で技巧的に至難な部分も多いブラームスのピアノ協奏曲第2番は、現代のピアニストにとって最も重要なレパートリーのひとつになっています。ツィマーマンが透明で明るい音色と強靭なテクニックを駆使して極めて雄弁な演奏を聴かせており、彼の風格に満ちたピアノとバーンスタイン指揮のウィーン・フィルハーモニーのいぶし銀のような響きが一体となって、この名曲の真の魅力を明らかにしています。 |
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| 技巧的に至難で渋い内容にもかかわらず精神的に極めて充実した作品であるヴァイオリン協奏曲は、ロマン派の屈指の名曲として広く親しまれています。また、技法的にも優れ枯淡の味を滲ませた二重協奏曲は晩年の名作として知られています。クレーメルとマイスキーが独奏者を務め、バーンスタインが指揮するウィーン・フィルハーモニーがバックを支えた豪華な顔ぶれによる演奏は、従来のブラームス像を一新させるような新鮮な輝きに満ちています。 |
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| 青春の真っ只中にあった若き日のショパンの希望や憧れ、ほのかな不安や哀愁がストレートに伝わってくる協奏曲。作曲家の天分を如実に感じさせる、愛情や憧憬に溢れる《幻想曲》。一種幻想的な雰囲気とカンタービレな旋律で広く知られる《幻想即興曲》。詩的な雰囲気が横溢する《子守歌》。ショパンのピアノ曲の傑作を、名ピアニストのピリスの演奏で聴くアルバムです。彼女が奏でる瑞々しいショパンの世界を心ゆくまでお楽しみください。 |
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| 伸びやかでノスタルジックな旋律美と華麗なパッセージが魅力的な、郷愁や憧憬を詩情豊かにしかも雄大なスケールで表現したドヴォルザーク。簡素な旋律素材を用いながら、ほの暗い憂愁と夢想的な楽想が奏でられる悲哀感に満ちたエルガー。チェロ協奏曲の傑作2曲で、マイスキーは振幅の大きい濃密な表現によって音楽性豊かな演奏を聴かせています。今は亡きバーンスタインとシノーポリのふたりの名指揮者の好サポートも光ります。 |
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| 楽章間の主題的関連が緊密で全曲は切れ目なしに演奏され、第3楽章でトライアングルが効果的に用いられるために「トライアングル協奏曲」とも称される第1番。単一楽章の交響詩のような作風を示す叙情的な第2番。リストのピアノ協奏曲2曲を、ツィマーマンが透明で明るい音色と強靭なテクニックを駆使して、極めて雄弁な演奏を聴かせており、彼の確信に満ちた演奏を小澤征爾とボストン交響楽団が華麗で情熱的なアンサンブルで見事に支えています。 |
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| 暗く悲劇的な緊張感と優美な慰めが隣り合う第20番。充実した交響的手法と劇的なパトス表現による第24番。いずれもベートーヴェンを先取りした作品と評される、モーツァルトの味わい深い独特の情感に溢れた短調のピアノ協奏曲2曲を、20世紀の名ピアニストであったゼルキンがアバドとロンドン交響楽団の共演を得て演奏した一枚です。晩年のゼルキンの慈しむかのような誠実で高雅なたたずまいを備えた演奏は、まさに至高のものといえるでしょう。 |
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| 古典派のピアノ協奏曲のスタイルを完成させたモーツァルト。第21番は快活な曲想の作品で、特に清冽で夢幻的なアンダンテは格別な美しさを湛え、映画『短くも美しく燃え』用いられたことでも有名です。また第26番は皇帝レオポルト2世の戴冠式を祝して演奏されたために《戴冠式》というタイトルが付けらた、祝典的で華麗な協奏曲です。モーツァルトのスペシャリストとして知られるピリスが、豊かな感受性に満ちた心に響くような演奏を繰り広げています。 |
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| 1999年のパガニーニ国際ヴァイオリン・コンクールにおいて史上最年少で日本人初の優勝を遂げた庄司紗矢香のデビュー盤となったアルバムで、華やかな技巧と美しい旋律のパガニーニの協奏曲などを収録、彼女の才能に注目したメータが指揮を務めています。「紗矢香は素晴らしい才能と音楽の資質を備えている。何よりも素晴らしいのは全身全霊を込めて演奏することだ」と語るメータ。彼女の17歳のときの輝く才能と若い生命力の発露をお聴きください。 |
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| 近代的なピアノ技法と力強いダイナミズムに加えて豊かな抒情性を配したあまりにも有名な協奏曲と、《24のカプリース》の終曲に基づく《パガニーニの主題による狂詩曲》。ラフマニノフのピアノとオーケストラのための名作2曲を収録した一枚です。中国出身の若手ピアニストのラン・ランが、ゲルギエフとマリインスキー劇場管弦楽団という理想的なサポートを得たこの演奏は、音色の陰影や変化の綾を自由自在に表現しつつ雄大なスケールで展開しています。 |
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| ピアノの華麗な技巧や民族的色彩感の濃いロシア風の旋律が魅力的なチャイコフスキー。土俗的な逞しい生命力と新古典主義的な彫琢が見事な調和を示すプロコフィエフ。ロシアを代表するピアノ協奏曲の名作2曲をキーシンのソロで聴くアルバムです。前者の17歳のキーシンが80歳のカラヤンと共演した貴重な録音では卓越した技巧を発揮しており、後者ではアバドの好サポートを受けて鋭いリズム感覚を存分に駆使した爽快な演奏を聴かせています。 |
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| 爽やかな明るさやロマン的な幸福感に溢れる《春》。劇的緊張感と圧倒的な迫力が充実した世界を形作る《クロイツェル》。ピリスとデュメイという息の合った名コンビが5年の歳月を費やして完成したベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集から、傑作2曲を収録したアルバムです。ふたりが1990年代の初頭に初めて共演して意気投合した作品がベートーヴェンのソナタであったことを裏付けるような、深い味わいを湛えた演奏を繰り広げています。 |
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| 理性と内面的情熱が美しい調和を示し、詩的想念と気品に溢れるフランク。スペイン風な色彩に満ちた、最後の作品となったドビュッシー。あらゆるヴァイオリン・ソナタの最高峰の傑作として知られる2曲に、ラヴェルの若き日の佳品《子守歌》や超絶技巧を要する情熱的な演奏会用ラプソディ《ツィガーヌ》をカップリング。フランス近代のヴァイオリンの名作をデュメイとピリスの息の合ったデュオで聴くアルバムです。フランス音楽のエスプリを存分に味わってください。 |
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| 作曲家の強い表現意志が表れた、初期の創作活動の頂点をなす《悲愴》。瞑想・抒情・激情が見事なバランスを示し、詩人レルシュタープが「月光の波に揺らぐ小舟のよう」と形容したことから標題が付された《月光》。中期の最高傑作として知られる《熱情》。ベートーヴェンの「三大ソナタ」と称される傑作をポリーニが弾いたアルバムです。ポリーニの作品に対する妥協のない真剣さは比類のないもので、究極的ともいえる完成度を示した演奏を聴かせています。 |
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| 瞑想と嵐のような楽句との対比が見事な効果をみせる《テンペスト》、パトロンの伯爵に献呈された雄大な《ワルトシュタイン》、庇護者との別離を心理的に描写した《告別》。ベートーヴェンのピアノ・ソナタの傑作を、完璧なテクニックと研ぎ澄まされた美音でポリーニが演奏したアルバムです。この演奏に込められた多彩なメッセージや完成度の高さは筆舌に尽くしがたいもので、ピアノ演奏のひとつの極致を示すディスクといえましょう。 |
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| 〈葬送行進曲〉を第3楽章に据えた詩情溢れる第2番、豊かな情感と幻想に満ちた第3番。いずれもショパン芸術の頂点を築くこの2曲のソナタは、ピアノ曲に革命的ともいえる新しい表現をもたらした天才ショパンが円熟期に書いた傑作です。ポリーニの演奏はこの革新的な作品に新たな息吹を注ぎ込んだもので、完璧な打鍵による磨き抜かれた音によって優美で詩的な作品を理想的に表現しています。ゴンドラのリズムに乗せて奏でられる《舟歌》をカップリング。 |
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| 真摯な情熱と高度な音楽性が見事に融合した、ショパン最盛期の傑作として広く親しまれている《4つのバラード》。ベートーヴェン以来のスケルツォの形式にショパンが自由な着想を盛り込んだ、激情的な作品として知られる《4つのスケルツォ》。ショパンの傑作ピアノ曲集をポリーニが弾いたアルバムです。完璧な打鍵による磨き抜かれた音で優美な躍動感を理想的に表現した演奏を繰り広げており、極めて魅力的な作品に新しい息吹を注ぎ込んでいます。 |
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| 甘美で情緒豊かな第2番、詩的な情感を湛えた第5番、魅惑に溢れた優美な曲想の第8番。イギリスの作曲家ジョン・フィールドに影響されて作曲したといわれるショパンの夜想曲は全部で21曲残されていますが、それらは独特の旋律の美しさや情緒豊かで詩的な趣のきわめてロマンティックな名曲揃いで、多くの人々から愛されています。このなかから特に人気の高い作品を14曲選んだアルバムです。ピリスの情感溢れる演奏でお楽しみください。 |
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| 5度圏の循環で配列したハ長調からニ短調までの異なる24の調性で作曲された、短い楽想を感興の赴くままに自由に発展させた《24の前奏曲》は、ショパンの最高傑作のひとつと評されています。また6曲からなる抒情的で即興性に満ちた《楽興の時》は、シューベルトのピアノ小曲集の傑作として親しまれています。深い味わいを湛えた瑞々しいピリスの演奏は、作品の特質を最も純粋な形で表現しており、心の奥深くに染み入ってくるかのようです。 |
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| 冒頭の旋律が有名な美しい詩情を湛えた《別れの曲》、愛犬が自分の尻尾を追ってぐるぐる回る様子を描いた《小犬のワルツ》。「ピアノの詩人」と称されるショパンの珠玉のような作品を収めた一枚です。ここに収めた13曲の多彩なピアノ曲には、激しい情熱や繊細な詩情などショパン作品のエッセンスが散りばめられています。20世紀後半のピアノ界に君臨した巨匠リヒテルのほか、現在も華々しい活躍を繰り広げる7人の名ピアニストたちの演奏でお楽しみください。 |
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| 終楽章でトルコ軍楽隊の小太鼓を模したリズムが用いられているために、《トルコ行進曲付き》と称される第11番。短調によるパセティックな情調の、最高傑作とされる第14番。初心者向けの曲であるにもかかわらず、清澄な美しさ溢れる円熟期の名品として知られる第15番。モーツァルトのスペシャリストとしての揺るぎのない地位を確保しているピリスによるピアノ・ソナタ全集から、代表作4曲を深い味わいを湛えた演奏で聴くアルバムです。 |
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| 全世界にオルフの名を知らしめた出世作《カルミナ・ブラーナ》は、バイエルン地方ボイレン(ブラーナ)の修道院に伝わる中世の世俗的な歌集(カルミナ)を用いて作曲された、中世に生きた人々の生活や感情を雄大なスケールと迸るようなエネルギーで描き出した作品です。この1993年のウィーン・フィルの定期演奏会のライヴでは、プレヴィンが明快なリズムと圧倒的な響きによって中世の人間模様や民衆のヴァイタリティを鮮やかに表出しています。 |
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| 作曲家バーンスタインの名を不動のものにしたこのミュージカルの名作は、ニューヨークのウェスト・サイドを舞台に、対立する非行少年グループ間の男女の悲恋を描いた現代版『ロミオとジュリエット』といえる作品で、胸を打つ甘美なメロディや野性的なリズムによる音楽が魅力です。作曲者自らがタクトを執り、テ・カナワやカレーラスなど超一流のオペラ歌手を起用したこの録音は、バーンスタインの意志が隅々にまで貫かれた名盤として広く知られています。 |
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| オペラ・ブッファの不朽の名作として広く親しまれている《フィガロの結婚》、喜劇的タッチの中に悲劇の本質を見据えたドラマ・ジョコーソの名作《ドン・ジョヴァンニ》、恋の機微をあますところなく描き出したロココ的な美しさに満ちた《コジ・ファン・トゥッテ》、晩年の深い精神的境地が窺えるジングシュピールの最高傑作《魔笛》。カラヤンとレヴァインの指揮したモーツァルトの4大オペラの全曲盤から、序曲やアリアなどの聴きどころを収めたハイライト盤です。 |
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| ロッシーニ、ドニゼッティ、ヴェルディ、ビゼー、プッチーニの5人の作曲家の広く親しまれている傑作オペラから、有名なアリアを16曲収録した珠玉のオペラ・アリア集です。世界のプリマ・ドンナとして知られるフレーニや、第一線で活躍を続けるテノールの第一人者ドミンゴはじめ、ヴェテランから新進までの名歌手が美声を披露しています。指揮者もオペラを知り尽くした錚々たる顔ぶれです。抒情味溢れる名旋律や白熱した歌唱を存分にお楽しみください。 |
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