| 山野: |
好評の「VOCALIST」シリーズも第3弾を迎えましたね。 |
| 徳永: |
1、2とやってきて、ちょっとした余裕が出てきた中で今回は作れた気がします。 |
| 山野: |
発売される3にも世代を超えた名曲が収録されましたね。 |
| 徳永: |
今回収録した曲は、1を出すときから既に40〜50の候補曲が挙がっていて、その中からスタッフと『3はこの曲に挑戦してみよう』とレコーディングしました。1、2、3と収録した曲はすべて好きな曲ばかりで、以前から歌いたかった曲ばかりなんです。 |
| 山野: |
女性の曲ばかりをカバーする点に、当初抵抗はなかったですか? |
| 徳永: |
抵抗というのはなかったですね。昔からLIVEでは女性の歌を歌ってましたし、僕自身が女性の曲を歌いやすかったこともあります。男性の歌にはないメロディーラインやフレーズ、言葉の響きがとても美しいと感じるんですよ。 |
| 山野: |
今回のアルバムでそれぞれの?1だった曲を教えてください。まずは、一番レコーディングに時間を費やした曲は? |
| 徳永: |
サウンド面を含めて「ENDLESS STORY」でしたね。最初に作った音で歌入れしたんですが、もっと別の歌い方にもトライしたいと、3パターンくらいのサウンドを作りレコーディングしたんですよ。その中から一番良かったテイクを収録しました。 |
| 山野: |
逆にレコーディングが早かった曲は? |
| 徳永: |
ほとんどの曲はすんなりレコーディング出来ました。だからサウンド面に時間がかかった曲を逆に挙げると、ほかに「月のしずく」「Time goes by」も時間をかけましたね。 |
| 山野: |
比較的最近の曲が多い気がしますが? |
| 徳永: |
既に王道といえるスタンダードな曲は、ストレートに表現したいと思うのですが、最近の曲にはストレートなアレンジで歌うか、雰囲気を 変えて歌おうか悩みましたね。 |
| 山野: |
一番歌って難しいと感じた曲は? |
| 徳永: |
どれも名曲ばかりなので、それぞれの曲のハードルは高いと感じました。これらの曲は既に様々な人の心に根付いてる訳ですから、僕にとっては「VOCALIST」というカバーアルバムを作ることが一番難しいことに気づきました…、“難しい”という言葉より“リスペクト(尊敬する)”って言ったほうがいいのかな、最初は軽い気持ちでカバーしていたのが、名曲に自分の息を吹きかける、自分の声で歌い継いでゆく、そんな作品を出すことにとても重みを感じましたし、その分やり甲斐もありました。 |
| 山野: |
一番徳永さんの心を動かした曲、新たな発見があった曲は? |
| 徳永: |
難しい質問ですね…。これからツアーで今回のアルバム収録曲を歌っていく過程で、新たな発見が見出されることはあると思いますが、強いて言うなら1で歌ったDREAMS COME TRUEの「LOVE LOVE LOVE」かな。“♪どうして好きなのに愛してるというだけで涙が出ちゃ うんだろう♪LOVE LOVE 愛を叫ぼう愛を呼ぼう♪”という歌の意味 が、男として最初理解出来なかったんですが、歌っていくうちに吉田美和さんの温かいメッセージが詰まった歌詞なんだと気付き、こんなに壮大なバラードを満面の笑顔で歌う彼女をモノ凄いアーティストなんだと痛感しましたね。 |
| 山野: |
モノ凄いといえば、今回初回盤Bタイプのみボーナストラックに、ちあきなおみさんの「喝采」を収録されましたね。 |
| 徳永: |
この曲は既にファンに向けてのLIVEで披露した曲なんです。僕にとっても心に残る名曲中の名曲と言える楽曲だったので、今回ボーナストラックとして入れました。 |
| 山野: |
最近、ファン層も変わりましたか? |
| 徳永: |
そんなに意識してファンを見ることはないですが、僕の年齢より上の方々がこのVOCALISTシリーズを聴いてファンになったという話はよく聞きますね。 |
| 山野: |
昔からのファンは『VOCALISTの次は?』と早くも期待してると思いますが。 |
| 徳永: |
自分としては国内にとどまらず、いろんな国で歌いたいし僕の声を届けたいと思ってます。あとはこのVOCALISTシリーズを出した過程でいろんなものをインスパイア出来たので、それを反映したオリジナルアルバムも是非作りたいです。またカバーという作業では、まだまだ歌いたい曲やジャンルがたくさんあるので、違った観点からセレクトしたカバーアルバムも、いずれ作りたいですね。 |
| 山野: |
最後にJamSpot読者にメッセージをお願いします。 |
| 徳永: |
とにかくVOCALISTシリーズが3まで出せたのも、買って聴いてくれた方々のおかげだと思います。引き続き僕の歌を聴いてくれたらうれしいです。 |