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JamSpot
J-POP 新着情報
『JamSpot』2007年2月号に掲載された CHAGE and ASKA インタビューの完全版です。
CHAGE and ASKA ほかJ-POP新作情報はこちらから>> 
ASKA
(以下A):
(いきなり)いつもお世話になってます!
CDショップの話題になると、必ず山野楽器さんの名前が出るんですよ。
山野
(以下Y):
ありがとうございます!
いよいよ、5年ぶり通算21作目のニューアルバム「DOUBLE」が発売されますね。
A:
僕はそんなに5年ぶりという歳月の意識がないんです。前にも同じスタンスでアルバムを出しましたし、この5年の間にはソロアルバムを作ったりしてましたから。
CHAGE
(以下C):
お互いのソロ活動を経た後に、また二人でアルバムを作り"公約は果たした"って感じですよ。これをキッカケに、2007年はCHAGE and ASKAとしてファンに応えたいという気持ちを込めました。
Y:
今回のアルバムを作られる際に、こだわりとかはあったのですか?
A:
特にこのアルバムだけではなく、僕はデビューの頃から『その時、持っているパワーを全部出したアルバムにしよう』という気持ちで作るんです。ただ、最近周りの環境が激変してるじゃないですか。聴かれ方もLPレコードからカセットテープ、CD、MD・・・そして今は、音楽配信が当たり前となり、僕らもそれらを意識したアルバムを作らなければいけないのかなとは話したりします。
  音楽配信なんて、出来上がったすぐの状態でリスナーに届けられる訳ですから、コアな方はとても喜んでくれると思うし、便利な時代になったことに否定はしません。ただ、携帯電話でダウンロードした音って、あくまで擬似サウンドですからね、僕たちが届けたい音ではない気がするんです。ですから、やっぱりスタジオで鳴らした音に近いディスクで届けたいと強く思うようになりました。
Y:
やはり純粋な音楽ファンは、CDで聴いてくれますよね。
A:
そうだと思います。僕らも、どんな曲順にしようかとか、ブックレットのデザイン、コンセプトにこだわったりとか、アルバムを作る時の完成形はやはりCDなんです。こういう時代になってきたからこそ、逆にこんな気持ちが強くなってきましたね。
C:
僕は、お互いソロ活動後に『久しぶりにチャゲアスやらない?』という心のコンタクトが合って、 アルバム作りに入ったから、その時のあ・うんの呼吸が感じられたらいいですね。
Y:
アルバムタイトルが「DOUBLE」ですが?
A:
これはツアータイトルから始まった言葉なんですよ。 最初に『今度のツアータイトルを何にしようか』という話になって、いろいろ考えていたときに、僕らは前々から『1+1は2だけじゃない。3にも4にもなる』とコメントしていたのを思い出したんです。当時は、そんな言葉も受け入れられていたんですが、それを引き続き今も強調するのもどうかなと思ったんです。僕とCHAGEがお互い1と1としてステージに立って、3や4にアピールするより、ストレートに2"ダブル"でいいじゃないかってことで、ツアータイトルをこれにしたんです。その流れでアルバムも「DOUBLE」で統一しようとスタッフと決めたんです。
Y:
そういえばアルバムジャケットも、お二人で"W"を形成されてますよね。しかもASKA さんはポケットに両手を入れて決めポーズですし・・・。
A:
それ、昔テレビでやってましたね!ものまね番組で「ASKAになる方法」というと、必ずポケットに両手を入れたポーズで真似されたのを憶えてますよ。あまりに広まったので『これはまずいかな』と思って、それからはなぜかやれなくなってて(笑)。
Y:
お二人はデビューされて27年ですが、ここまで長く続けられた秘訣は何ですか?
C:
まぁ。懐の深さでしょうか(笑)
A:
そう、お互いに我(が)を通さない!それは嘘ですけど(笑)。ソロ活動すると、マスコミはすぐ解散説を報道しますが、僕らはまったく気にもしてないですし、第一、二人 には解散する理由がないんです。
Y:
お互いソロ活動される上で、切り替えスイッチのようなものはあるのですか?
A:
僕は、来年のスケジュールが入ってないことですかね。これはスタッフが休養を取るために空けてくれるんですが、反って僕は何もしていないのがダメなんです。普段CHAGE and ASKAとして活動してると、スタッフや会う人がずっと同じ人だったりするので、もっと違う方向も見てみたい、もっと違う場所に自分を置いてみたい・・・そう思うとソロをやりたくなるし、そこから戻って二人で活動すると、また幅が広がるんです。
C:
僕はソロもCHAGE and ASKAの活動として受け止めてますから、特別な感情は全くないんですよ。これがデビュー間もないと「解散か?」なんて噂されたりしますが、もう27年もやってるとソロをやることは必然だと思うんです。僕もASKAと同じで、ソロで強く感じたことや経験が、その後の二人でやるときにとても力になってくるんですよ。
Y:
デビューされて27年ということは、その頃からずっとファンだった方も27年も経った訳 ですが、ステージに立ってると観客の変化とかは判りますか?
A:
僕はごめんなさい、ステージに立っていてもあまり観客を見ないんです。見ないというより、観客全体を一人の客として受け止めてるので、細かくチェックしないですね。
C:
最近よく『両親がファンでした』と言ってくる人がやたら増えたよね。両親・・・それで、あなたはどうなの?って訊きたくなりますよ(笑)
A:
そうそう、『あなたが子供だったときに、僕らはもう大人で歌っていたんだね』と言い返したくなりますよ(笑) 
Y:
それだけ、親子二代にわたってファンでいてくれたら嬉しいじゃないですか(笑)
C:
いやぁ、うれしいですけど、この先10年経ったら『親子三代でファンです』といわれそうで、LIVE会場に救護室を用意しなきゃ!(会場大爆笑)でも、結局は自分たちが一番使ったりしてね(笑)。
A:
でも世代を超えてLIVEに来てくれることは、素直に嬉しいですよ。別にノリノリでなくても、LIVE会場の空気を一緒に感じて元気になってくれたら、僕らも頑張れますよ。
Y:
ところで山野楽器はデビューの頃から、お二人を応援してきました。銀座本店でパネル展もやりましたし、コピー大会も実施したんですよ。ご存知でしたか?
A:
もちろんですよ。よく報告は聞いてましたので、いつも店頭展開などアツくやっていただいてるのを聞いていました。本当にありがとうございます。
C:
僕なんか、家のすぐそばに山野さんの支店があるので、たまに行きますよ。スタンプカードも貰ってます。この前行ったら、ちゃんと新曲情報を告知してくれてました。
Y:
お二人もCDショップに行かれるんですね。
C:
行きますよ!確かに音楽配信も利用してますが、欲しい音楽は必ずCDで買います。僕らの歌もCDで聴いてほしいのは正直なところです。でも世の中に広がって欲しいことが優先されますので根底では配信とCDの区別はありません。
(スタッフから):
そういえば、山野本店さんは盗難防止をせずに、商品を売られてるんですよ。
Y:
そうなんです。私どもに見えられるお客様を信頼してますから。
A:
僕はその昔ロンドンのCDショップで買おうとしていたらCDのセンサーがけたたましく鳴って、警備員に囲まれた経験があります。回りの人からもジロジロ見られて嫌な想いをしました。日本でもその時の僕みたいな状況で嫌な思いをされた方がいらっしゃるんだろうなと思います。そういうことを減らしていくためには信頼関係を築いていくことなんですね。
Y:
ニューアルバムが発売後、3月からツアーが始まりますよね。もう曲順とか決まってるのですか?
C:
いやぁ、現時点細かくは決まってないですが、今は二人して、どんなステージにして何を歌ってファンをワクワクさせようか考え中です。
Y:
何かサプライズがあるとファンは喜ぶでしょうね!
C:
空中を飛べたらいいなぁ(笑)
A:
ツアーとは別に、インストアイベントとかやりたいですね。
C:
いいなぁ、それ。そうしたら、僕徹夜して整理券もらいに行きますよ(笑)
A:
僕はイベントは嫌いじゃないんです・・・観るのが。(会場大爆笑)
Y:
その言葉、是非実現させたいですね!
Y:
ここまでトップアーティストとして走り続けたお二人ですが、10年後のCHAGE and ASKAをご自身たちはどうなってると思いますか?
C:
もう還暦前だね・・・・
A:
もう、そんな年齢になってる?
C:
赤いちゃんちゃんこでも羽織って歌おうかな。
A:
でも、僕らの上には偉大な先輩たちがたくさんいるじゃないですか。デビュー当時は『もう40歳過ぎたら歌ってないだろうなぁ』と思ってたし、それが通説でした。それを最初に提言してたのは矢沢(永吉)さんでしたけど、でも、その永ちゃんが50歳を過ぎてもステージでメチャメチャかっこよく歌い続けてると、僕ら後輩としてはとても刺激になるんですよ。
Y:
確かに、たくさんの50代のBIGアーティストの方々が現役で頑張ってますよね。
A:
その偉大な先輩方が築かれた道筋を、僕らも加わって歩んでいきたいんです。昔描いていた、もう歌ってない40歳は超えましたから、まだまだイケル自信みたいなものが備わりましたね。
Y:
最後に、この記事を読まれてるファンの方々にメッセージをお願いします。
A:
最初に話したとおり、音楽の聴かれ方は様々です。それがどういう形であろうと、新しい作品に興味を持ってもらえる位置にいたいと思います。
C:
5年ぶりのリリースと、久々の発売ばかりがアピールされがちですが、間違いなく”現在の僕ら(CHAGE and ASKA)”を全面に出して作りましたから、アルバムを聴いて元気になってほしいし、その元気な ままLIVEで会いましょう!
Y:
素敵なメッセージをありがとうございました。


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